25日、天候の悪化で滑走路が閉鎖されていた韓国・済州島の済州空港で、およそ45時間ぶりに航空機の運航が再開されたが、空港ロビーは格安航空会社(LCC)各社のチケットを求める人であふれ返り修羅場と化した。写真は済州空港。

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2016年1月25日午後、記録的な大雪と強風の影響で滑走路が閉鎖されていた韓国・済州島の済州空港で、およそ45時間ぶりに航空機の運航が再開された。しかし、この間、島に足止めされていた9万人もの乗客が一度に空港に押し寄せることになり、空港ロビーはチケット争奪の修羅場と化してしまった。この模様を、韓国・韓国経済など複数のメディアが報じている。

一部では、格安航空会社(LCC)各社の慣れない対応がこの大混乱を招いたとの指摘がされている。この日午後からの運航再開がアナウンスされると、ジンエアー、イースター航空、チェジュ航空、エアプサン、ティーウェイ航空などLCCのチケットカウンターのみに、2万人以上の乗客が詰め掛けた。LCC各社は、閉鎖から2日が過ぎても代替便用の整理券を配るなどの対応をせず、乗客にはただただ待機を呼び掛けていた。そのため、乗客らはとにかく列に並び、少しでも早く整理券を手にしなければならなかったのだ。

LCCのチケットを求める行列は空港の外まで続いたというが、一方の大韓航空やアシアナ航空では欠航便の順に自動で代替便の予約処理がなされていたため、乗客に混乱はなかった。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「安かろう悪かろう」
「やっぱりLCCには乗るもんじゃない」
「LCCの場合、旅行前に天気のチェックをちゃんとしないと」

「安いんだから仕方ないのでは?他の航空会社のように、顧客サービスを望むべきじゃないと思う。それに、今回は空港公社にも問題がある」
「安く買っておいて、高いレベルのサービスを求めるのは、もう一つのパワハラだ。または、これを物乞い根性とも言う」

「済州島は観光収入で食べてる特殊な土地なんだから、こういう時の対策をしておくべきだ。こんな調子じゃ、もう済州島に旅行したくなくなるよ」
「航空券の値段の問題じゃないよ。大雪が降っただけでこんなにめちゃくちゃになる秩序意識。統制も無視して右往左往する人々。これこそが韓国の縮図だ」

「今日の午後、LCCで済州島から脱出しました。航空会社からは、送ると言われたメールも来ないし、社員に聞いてもみんな違うことを言うし、仕方なく窓口近くで待っていたら、意外に早く整理券をもらえた。あのままメールを待っていたら、いまだに空港で段ボールを敷いて座っていたと思う」
「こんな時に、チェジュ航空は『業務時間が終了した』と言って誰も電話に出ない」(翻訳・編集/吉金)