19日、国語辞典編纂者の飯間浩明氏が自身のTwitterで、アニメ「忍たま乱太郎」の念入りな時代考証に脱帽した。

16日、飯間氏は「歴史を扱う創作でありながら、まったく史実に沿わなくていいジャンルというのがあります」と語り始め、そのジャンルとは「一部のSFやギャグ作品」だという。その例として、飯間氏は「忍たま乱太郎」をあげた。同作品について、「一応戦国時代なのだけど、作る側も見る側もそう思っていない」「時代考証を蹴散らして思う存分やるというストーリー展開」と評した。
ところが、飯間氏はその後、「忍たま乱太郎」作者の尼子騒兵衛氏から直々にメールで指摘を受け、何度かやりとりしたという。そして19日、飯間氏は「私は自分の誤解に気づき、理解が深まりました」と前言撤回する。

また、「まったく史実に沿わない」と評した自分こそ「まったく事実に沿っていませんでした」と振り返った。

飯間氏によると、「忍たま乱太郎」では、例えば、豆腐のことを、室町時代のかなづかいで「たうふ」と書いているのだそう。「そこまで念入りに作られているとはと、脱帽した次第です」と綴る。
そして、飯間氏は「ギャグはギャグとして、必要な時代考証は行い、高い矜持をもって制作されていることが分かりました」とし、「尼子騒兵衛さんやスタッフの方に失礼をおわびいたします」と謝罪した。
最後に、飯間氏は「今後は、極力機会を捉えてアニメ(「忍たま乱太郎」)の放送を見て、国語辞典編纂のための勉強に役立てていきたいと思っています」と結んでいる。
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