26日、数十年ぶりの大寒波に見舞われた中国のSNS上では、デリバリースタッフへの同情心から「出前注文を控えよう」との呼び掛けが広まっている。一方、ネット上で行われた調査では「問題ない」との声が多数を占めた。資料写真。

写真拡大

2016年1月26日、中国はこのほど、数十年ぶりの大寒波に見舞われた。中国メディアによると、23日午後2時過ぎに北京市の南郊気象台で観測された最高気温は氷点下13度。日中の気温としては過去30年間で最も低かった。24日には市内の地下鉄駅で水道管が破裂し、構内が水浸しとなった。また、武漢市、南京市と並んで「三大火炉(かまど)」と呼ばれる温暖な重慶市の都市部では23日、20年ぶりとなる積雪を記録。江蘇省や広西チワン族自治区、重慶市など南部の13省区市では25日時点で254万人が被害を受け、2人が死亡している。

大寒波の襲来に伴い、外食を控え出前の注文が増えているが、中国のSNS上では、デリバリースタッフへの同情心から「出前注文を控えよう」との呼び掛けが広まっている。

一方、中国のコラムサイト・百度百家が行った「極寒天気の出前注文は是か非か」という調査では、「問題ない」と答えた人が全体の7割を占めた。回答者からは「ビジネスなのだから当然」「むしろこういう時に注文しないと商売が成り立たないのでは」「寒かろうが寒くなかろうが食事はしなければならない。必要があれば出前を注文する」などの声が聞かれた。(翻訳・編集/柳川)