24日、韓国の小学生の間でスマートフォンの利用が急速に増える中、その副作用とも言える問題が起こっているとの報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国の子どもたち。

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2016年1月23日、韓国・朝鮮日報は、韓国の小学生の間でスマートフォンの利用が急速に増える中、その副作用と言える問題が数々起きていると報じた。

ソウル近郊に住む小学女児のイさん(12)は最近、同じクラスの友達からこんなことを言われた。「あなたのお父さんは障害者で、家は賃貸なんだってね。」イさんが「どういうこと?」と驚いて聞くと、友達は無料通話・メッセージアプリ「カカオトーク」で交わされたメッセージの画面を見せた。そこには、同級生10人余りがイさんの家庭についてやりとりした会話がつづられていた。イさんはスマートフォンを持っておらず、このことをまったく知らなかった。

韓国の小学4〜6年のスマホ保有率はここ数年で急増、11年に4.4%にすぎなかったのが、昨年は59.3%となっている。そうした中、小学生らの間で流行しているのが、アプリの「トークルーム」など閉鎖的な場でのうわさ話だ。「誰が誰を好きだ」と冷やかすものから、イさんの例のように、友達の家庭の内情を暴露するものまで、たいていは誰かを傷つける目的で流されるうわさが多い。ある1人を「トークルーム」に招いておき、他の数人がその子に対し集中的に悪口を書き連ねるという、アプリの悪質な使用も横行している。

こうした問題は、児童の親たちの間でも認識されてはいるようだが、逆に子どもがスマホを持っておらず仲間外れにされるのを避けるため、買い与える親が多いという。

この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「カカオトークが問題なのではなく、子どもの人格教育に問題がある」
「最近の小学生は、まるで小学生じゃない」
「僕らの時代は『たまごっち』さえあれば幸せだったけどね」

「世も末だな。どこから間違ったのか…」
「将来、自分の子どもを家できちんとしつけても、学校にやったらこんな子どもばかりということか。大変だ」
「小学生がスマホを使えないように、政府が規制した方がいいと思う。子どもがみんな駄目になる」

「スマホの問題じゃないよ。子どもをそうやって育ててる親が、半分くらいはいるだろう」
「大人のまねをしてるだけ。そのうち、子どものトークルームから出たデマを信じて、あの子とは遊んじゃ駄目だと言う親が出てくる」
「未成年者のスマホ禁止法を作るべきだ。このままだと大変なことになる」(翻訳・編集/吉金)