23日、中国版グリーンカードは役にたたないとして、中国在住の外国人から不満が上がっているという。写真は中国版グリーンカード・永久居留証のサンプル。

写真拡大

2016年1月23日、中国青年報によると、中国版グリーンカードは銀行口座も開けず切符も買えないとして、役に立たないと指摘されている。

中国は04年に「外国人の中国永久居留審査管理弁法」を施行した。米国のグリーンカード制度に習い、企業家などの長期滞在者に中国国民とほぼ同等の義務と待遇を与える中国版グリーンカード制度だ。

ところがこグリーンカードはまったく役に立たないと指摘したのがノルウェーの石油企業スタトイルの中国地区総裁であるシャビエル・チェン(陳新華)氏。中国人と同等の待遇とはほど遠く、中国版グリーンカードでは銀行口座も開けず切符も買えない。中国人の身分証のような機能はまったくないと嘆いた。

役に立たないばかりか、取得も困難だ。04年から13年までの10年間で取得者はわずか7356人しか存在しない。「史上最も取得が困難なグリーンカード」と呼ばれるゆえんだ。中国政府は有能な外国人材の獲得を奨励しており、中国版グリーンカード制度の改革が求められている。(翻訳・編集/増田聡太郎)