『ダゲレオタイプの女』 ©FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS - LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinema

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黒沢清監督の新作映画『ダゲレオタイプの女』が、今秋に公開される。

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昨年公開された『岸辺の旅』で『第68回カンヌ国際映画祭』ある視点部門の監督賞を受賞した黒沢。フランス、ベルギー、日本の合作となる『ダゲレオタイプの女』は、黒沢が全編フランス語で撮影した初の海外作品となる。世界初の写真撮影法である「ダゲレオタイプ」の手法を用いて肖像写真を撮影する写真家のステファンに弟子入りした青年・ジャンを主人公に、ステファンの屋敷に隠された秘密を描くホラーラブストーリーになっている。

ステファンの作品の被写体として、屋敷内で何十もの器具に固定されている娘のマリーを助け出そうとする主人公のジャンを演じるのは、『預言者』『ある過去の行方』『消えた声が、その名を呼ぶ』といった作品に出演しているタハール・ラヒム。ジャンが想いを寄せるマリー役に『女っ気なし』などのコンスタンス・ルソー、かつて作品のモデルを務め、屋敷内で自殺した妻の亡霊に怯えるステファン役にダルデンヌ兄弟の監督作に多く出演するオリヴィエ・グルメがキャスティングされている。またマチュー・アマルリックが、ステファンの友人ヴァンサン役で出演している。

■黒沢清監督のコメント
初めてフランスで映画を撮りました。日本と何か大きく違うことがあるんじゃないかと最初は心配しましたが、杞憂でした。映画はやはり世界共通言語のようです。日本の怪談にならったホラーとラブ・ストーリーを組み合わせた物語を、フランス人スタッフもキャストもたちどころに理解し、全ての作業がスムーズに進みました。そして、一本の見紛うことのないフランス映画ができあがりました。