「彼女いない歴10年」を3ヶ月で解消! 「服」は人生を変える?

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 あなたはいつも、初対面の相手の人柄をどのように判断しているだろうか。その時話した内容そのものだけでなく、話す時の表情や仕草、服装など、見た目に関する情報をもとに判断することも多いはずだ。
 もちろん、あなたがそうしているのと同じように、あなた自身も周りからのそのように判断されている。かねてから言われているように「見た目」はいいに越したことはない。

 『「結果を出す男」の服、「認められる女」の服、「その他大勢」の服』(サンマーク出版/刊)の著者、西村有紀子さんは「あなたの実力に見合った評価が得られていないのは“見た目”が原因」だとしている。つまり、評価を上げたいのであれば、そのための見た目を整えればいいというわけだ。特に服装は、すぐにでも対処できるため効果的だ。
 そこで今回は、見た目の印象を変える上で即効性の高い服の選び方について、西村さんにお話をうかがった。今回は、その前編である。

――まずは本書の執筆経緯を教えていただけますか。

西村:日頃からアパレルの仕事に携わっておりますので、服については一般の方よりも注意が行くのですが、仕事で結果を出している人、成功している人、人気のある人、人間関係がスムーズな人にはビジュアルにおいて共通点があると気付いていました。そのノウハウを知っていれば、格段に仕事がやり易く、目標到達が今まで以上のスピード感で実現できるという実績もいくつも見てきました。そろそろ、それを分かり易く伝えられる本を出したいなと思いはじめたタイミングで、たまたまご縁があり出版させていただくことになりました。

――本書を拝読し、ファッションにおいて「色」という要素が果たす役割は小さくないことを痛感するとともに、「国によって、色彩感覚は異なる」という話を思い出しました。本書に書かれていること(「金属の色を合わせる」「交渉時に身につけるべき色」など)は、外国人を相手にビジネスをするようなシーンでも有効と考えて問題ないでしょうか。

西村:たしかに、色についての認識や、文化的な背景は世界各国では様々です。日本においてもかつては“紫”は天皇以外が身に付けてはいけない禁色(きんじき)と位置付けられるなど、色は階級を表す時に用いられていた時代もあったように、歴史、風俗によって持つ意味が違ってきます。本書にまとめさせていただいているのはあくまでも日本の色彩文化の認識としての共通感覚に基づいたものであり、外国を意識したものではありません。同じ色を見た時の印象は、各国の歴史的、文化的背景に寄るところが多いため、あえて日本に特化したもので書いています。
ただし、取引先や友人など外国人と接する時はあらかじめどの国の人とお会いするのかが分かっている場合には、洋服の色形に限らず、食文化や行動のタブーにいたるまで、基本的なことは調べてそれを踏まえて面会に臨むことが望ましいでしょう。厳密に従うかは別として、相手に不快感を与えない装いというのは、場所が日本国内ではなく、特に相手の国の中である場合は、ビジネスパーソンとしてマストです。

――本書のプロローグでは、見た目を変えることにより、一年で営業成績を伸ばした男性
の例が紹介されています。見た目を変えたことによる効果というのはすぐに実感できるものなのでしょうか。また、仕事の成果以外のところで効果を感じることができる点がありましたら教えていただければと思います。


西村:彼の場合は、取引クライアントの担当者の対応がすぐに変わってきました。おそらく、オーダースーツが仕上がり、シャツ、ネクタイ、靴、鞄、髪型を同時期に変え、1ヶ月以内に相手からの対応が丁寧なものに変わったと実感していました。
そして、彼は10年以上の間、彼女がいなかったのですが、外見が変わったことで自信を持った結果、それから3か月以内に彼女ができ、近々結婚もするそうです。あわせて、思い切って転職も勧めてみたのですが、結果的には年収が2倍になる外資系企業に転職が決まりました。

――本書には、「『結果を出す男』ほど、ファッションの効果を熟知して『自分が相手にどう思われたいのか』から逆算して服を選ぶ」という一節があります。
頷ける部分がある一方で、ファッションに苦手意識を持ち続けてきた男性のなかには「自分は相手にどう思われたいのか逆算すること」を難しく感じ、「やっぱりセンスが必要なのでは…」と挫折してしまう人がいるかもしれないとも感じました。そういう人が「最初の一歩」を踏み出すには、まず何を考え、何をすべきですか。


西村:職場や、取引先、知人友人の中でロールモデルとなりそうな、職業やポジションにしっくりくるビジュアルを表現できている人物がいれば、その人の服の選び方や持ち物のチョイスを真似してみる、またはどこで買っているのか、ブランドなどを聞いてみるというのがいいと思います。メーカーやお店が特定できると、方向性を掴み易くなります。ネクタイや小物などを買う時には職場などにいるセンスのいい女性にアドバイスをもらってみることもお勧めです。

(後編へ続く)