【特集】フットサル日本代表FP滝田「フットサルを生き甲斐に思っていますし、今の人生そのもの」《フットサル日本代表総力特集》

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▽2月9日、サッカーのアジアカップに当たる大会である、AFCフットサル選手権がウズベキスタンで開幕する。フットサル日本代表は、3連覇の期待がかかるだけでなく、2016年にコロンビアで開催されるフットサル・ワールドカップの出場権獲得という重要な目標を持っている。

▽そこで今回、Fリーグのペスカドーラ町田に所属し、フットサル日本代表のキャプテンを務めるFP滝田学選手にインタビューを実施。最終回はフットサル選手滝田学の日常を語ってもらった。――Fリーグでは、まだまだ仕事をされながらプレーされている選手もいます。滝田選手は日頃何かお仕事をされていますか

「僕の場合は、リーグ初年度からペスカドーラ町田のスポンサー様であるギャラリー2というスポーツショップに所属させてもらい、プレーに専念させてもらっています」

――ほとんどプロ選手と言える環境ですね

「僕はそう思っています。何をもってプロというかは難しいところですが、僕はお金もらってフットサルをしています。自分はプロだという自覚を持ってプレーしていますね」

――シーズン中のローテーションはいかがですか

「試合が土曜だとすると、Jリーグなどは日曜がリカバリーになると思います。僕らはオフになりますね。他に仕事を持っている選手もいますので、休める日は休むというスタンスです。僕らは全てが午前中の1部練習です。月曜から次の試合の前日までトレーニングしています。ただ、金曜は軽めの調整で次の試合に臨みます」

――Fリーグは、北は北海道、南は大分まで各地域で試合をしますが、移動などは

「僕らの場合は、北海道と大分は基本的に飛行機です。しかしそれ以外の神戸や仙台はバスで移動しています。関東圏での試合の場合は、それぞれが現地に集合するスタイルです」

――神戸でお昼から試合の時などは、どういった移動予定になっているのですか

「前泊ができるので、昼の時間に神戸で試合があるときは、前日の朝7時に集合して、休憩を挟みつつ神戸に16時くらいに着きます。そこからランニングなど軽い調整をして試合に臨みますね。試合後は、またバスに乗って帰ります。帰りは昼の試合でも夜の試合でも帰ります。夜の試合の時はこっちに戻ってくるのが、始発が動き出す時間帯などです」

――大変な環境ですね

「疲れは溜まりますし、仕事を持っている人たちは試合の次の日に働いていたりします。とてもハードな生活ですね。まさに身を粉にしてという感じです」(c) CWS Brains、 LTD.――ご多忙なようですが、休日は何をされていますか

「将来の自分のためでもありますが、今はプロとしてフットサルをやらせてもらっているので、フットサルを普及していくためにチームメートとともに団体を立ち上げました。FTW、llc(HPはこちら⇒http://ftw.hippy.jp)という合同会社です。休日だけではないですが、FTWの活動も行っています。なので遊べる日はあまりないですね」

――趣味などは

「ゴルフが好きですね。こんなことを言うのもアレですが、フットサルよりも楽しめています(笑)フットサルには愛情もありますが、気晴らしになるのはゴルフです」

――滝田選手が所属するペスカドーラ町田の魅力は

「ペスカドーラは、全員が動き回りながら戦うスタイルです。足が速い選手も多い中、攻撃でも守備でもとにかく走るチームです。見ていて、これまで知らないような動きとかもあると思います」

「サッカーだとボールを目で追って全体を見るのは大変です。でもフットサルは全部を見ることができます。全体を見てもらうと、色々な局面で走り回っていることがわかってもらえると思います。他のチームと違う部分ですし、面白いところだと思います」

――滝田選手自身のアピールポイントは

「個人的に最近はシュートを意識しています。メインはバランスをとることで、見ていてもあまり面白くないかもしれません(笑)でも、その中でのラストパスの正確さはチームでも一番になりたいと思っています」

「試合を決定づける前の部分をこだわってプレーしています。そういう部分を見てもらいたいなと」

――滝田選手にとってフットサルとは

「僕には夢があって、前回のワールドカップに出場したいという思いでプレーをしていました。残念ながらそれは叶いませんでしたが、今はワールドカップに出て結果を出すことが夢です」

「もう1つはペスカドーラ町田のホームタウンである成瀬を黄色で染めたいんです。全員がサポーターのようなイメージで、ホームアリーナをアウェイチームのサポーターが入れないほどの満員にしたいと思っています」

「こう言った夢を持たせてくれるのがフットサルで、人とのつながりを作ってくれたのがフットサルです。生き甲斐に思っていますし、今の人生そのものです」

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