記録的寒さの台湾  台北の市街地であられを初観測

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(台北 25日 中央社)台湾全土は24日、寒波の影響で記録的な寒さに見舞われた。台北市街地にある台北観測所では、あられを初観測した。最低気温は過去44年で最も低い4度だった。山間部の陽明山鞍部と竹子湖では、観測所設置以来最低の氷点下3.7度と1.5度を記録した。

山間部は各地で雪が積り、雪をひと目見ようと多くの見物客が駆け付けた。台北市の超高層ビル「台北101」も周辺の山々の雪景色を観賞しようとする人で溢れた。同ビルの広報担当者によると、この日の来場者数は週末の平均を上回り、1万人以上に上ったという。

中央気象局によると、寒さは26日早朝まで続く見込み。25日日中の予想気温は台北8〜9度、台中11〜14度、高雄13〜15度などとなっている。25日夜から26日朝にかけては、中部以北で7〜10度まで下がると予想されている。同局は防寒に務めるよう注意を促している。

24日の積雪量は合歓山(南投県・花蓮県)では30センチ、拉拉山(桃園市)では20センチ以上、玉山(南投県・嘉義県・高雄市)では16センチなどとなっている。台北郊外の猫空や新北市烏来、新店、坪林、基隆市郊外の姜子寮山なども銀世界に包まれた。日月潭(南投県)でも観測以来初めて降雪が確認された。

(陳葦庭、卞金峰、顧セン、王朝ギョク、王鴻国、呉哲豪、蔡怡杼/編集:名切千絵)