22日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト中国語版サイトは記事「中国で“謝罪強要”とみられる事例が頻発、米政府が注視」を掲載した。写真は中国中央テレビの本部ビル。

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2016年1月22日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト中国語版サイトは記事「中国で“謝罪強要”とみられる事例が頻発、米政府が注視」を掲載した。

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19日、スウェーデン人のピーター・ダーリンさんが中国のテレビ番組で謝罪する映像が放送された。同氏はNGO「中国権利擁護経済援助組」の創設者だが、国家安全に危害を与えたとして逮捕された。

17日には中国系スウェーデン人の桂敏海(グイ・ミンハイ)さんがテレビで謝罪するシーンが流された。10年以上前に飲酒ひき逃げ事件を起こしていたが、自責の念に堪えきれなくなり自首したと話している。桂さんは中国政治情報専門の銅鑼湾書店のオーナーで、昨年10月にタイで失踪していた。

米国務省のマーク・トナー副報道官は21日の記者会見でこの問題について触れ、中国で公開謝罪するケースが増えているが、米国は注視していると発言した。起訴や裁判の前に公開され弁護士や外交官の接見を受けていないケースも多い。「こうした事件は、中国が透明性が高く有効な司法システムを構築する努力を阻害するもの」と批判している。(翻訳・編集/増田聡太郎)