白梅・紅梅が約300本!週末はイベントも充実する湯島天神の「第59回文京梅まつり」

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江戸時代から「梅の名所」として親しまれ、1982年には「新東京100景」にも選ばれた湯島天神。期間中はのべ40万人が訪れるという、初春の東京の風物詩「梅まつり」で、一足早く春を楽しんで。

2016年2月8日(月)から3月8日(火)まで、文京区の「湯島天神」で「第59回文京梅まつり」が開催。1958(昭和33)年の初開催から今年で59回目を迎える同イベントは、戦災にあった梅園が復旧した後に始まったのだとか。

2月28日(日)に神輿を担いで練り歩く勇壮な「神輿の渡御」、2月14日(日)に大きな“まとい”を上下に振りながら行進する「まといパレード」、13日(土)・17日(水)に力強い音色が特徴の「薩摩琵琶の演奏」なども予定している。梅の花に彩られた優雅な空間で、歴史豊かな行事を堪能して。

境内には約300本の梅があって、期間を通して10種類以上の花を見ることができる。その7〜8割は「白加賀(しろかが)」という名前の白梅で、こちらは樹齢70〜80年で古くから親しまれてきた品種なのだとか。

「12月下旬頃から咲き始める“冬至(とうじ)”のような早咲きの白梅や、2月中旬頃に花開く薄紅色の“豊後(ぶんご)”のような遅咲きの梅もあり、時期によって異なる花を楽しんでいただくことができます。何度か訪れて、見ごろの違いを楽しむ、という方も多いですよ」と、湯島天満宮の押見さん。

期間中の土日や祝日には、ステージで奉納演芸なども行われる。例えば、「白梅太鼓」(湯島天神太鼓保存会)は、女性の叩く華麗な太鼓の演奏で毎年人気が高いそう。そのほか、日本舞踊やベリーダンス、フラメンコなど、洋の東西を問わず「踊り」のパフォーマンスが登場する。

また、毎週土日には、石川県(2月16日・14日)、熊本県(20日・21日)、青森県(27日・28日)、福島県(3月5日・6日)の4県が、それぞれに特産品やご当地グルメを販売する「物産展」も開催される。花見をしながら、ご当地の味をいただくのも楽しそう。


さらに、期間中の日曜に10時30分から開催される「野点(のだて)」(お茶券500円)のお茶会や、20日(土)、21日(日)の古流松瀞会による「生花展」など、和のイベントもいろいろ。また、「香りを楽しむ花見」ができるのも、梅だからこそ。

「梅の香りを純粋に楽しみたいという方には、平日の夜の来訪がおすすめです。屋台の食べ物のにおいもなく、人が少ないので梅の香りを満喫できますし、日没後はライトアップを行うので、昼とは違う幻想的な景色に変わります。梅のライトアップは、都心では珍しいと思いますよ」(同)

境内に入ったとたんに梅の香が立ち込める、初春の湯島天神。にぎやかなイベントのある週末も、静かに梅の香りに包まれる平日も、お好みのスタイルで梅の花見を楽しんで。