23日、RFI中国語版サイトは記事「元南都週刊デスクの李新氏、中国当局がタイで拉致か」を掲載した。李氏の妻は英紙ガーディアンの取材に、中国当局によって拉致されたと答えている。写真はバンコク。

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2016年1月23日、RFI中国語版サイトは記事「元南都週刊デスクの李新氏、中国当局がタイで拉致か」を掲載した。

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李新(リー・シン)氏は雑誌「南都週刊」の元デスク。人権活動家との太いパイプを持っていたため、雲南省国家安全保障部門からスパイになるよう要請されたという。要請を拒否した李氏は昨年10月にインドに渡り、政治亡命を申請していた。1月1日にタイに入り10日夜にバンコク発ラオス行きの列車に乗ったが、その後消息を断った。友人が届け出たが、タイ警察は受付を拒否。中国大使館で話を聞くよう指示するとの不可解な一幕もあった。

李氏の妻は英紙ガーディアンの取材に、中国当局によって拉致されたと答えている。タイでは昨年10月に中国系スウェーデン人の桂民海さんが失踪する事件が起きた。今年1月になって中国テレビ局は過去の飲酒ひき逃げ事件を悔いて自首したと報じているが、どのようにしてタイから中国に移動したのかは明らかにされていない。(翻訳・編集/増田聡太郎)