陳以信氏

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(台北 24日 中央社)総統府の陳以信報道官は23日、政治の空転、政局不安を避けるため、馬英九総統が組閣に向け、民進党と共通認識を形成したいとの考えを示していることを改めて語った。

陳報道官によると、同府の曽永権秘書長はこの日、馬総統の指示で民進党の林錫耀前秘書長と面会。議会多数党が受け入れる人選による組閣と同府内で行われている引き継ぎに関して意見交換を行ったという。

今月16日の総統・副総統・立法委員(国会議員)選挙では与党・国民党が大敗。内閣総辞職を受け、馬総統は当初、蔡英文次期総統に行政院長(首相)の任命を要請していたが、林氏はこの日、権限や責任の所在が不明確になるとして拒否する蔡氏の意向を正式に伝えた。

蔡英文次期総統の就任は5月20日。林氏は政権交代を急ぐ必要はないとする民進党の認識を強調し、引き継ぎは順調に行われるだろうとしている。

(劉麗栄/編集:齊藤啓介)