リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)を戦うU-23日本代表は準々決勝でイランを延長戦の末に3-0で下した翌23日、ドーハ市内でトレーニングを行った。

 イラン戦に先発した11選手にFW浅野拓磨(広島)とMF豊川雄太(岡山)を加えた13選手はホテルでリカバリー。グループリーグ第2戦タイ戦で股関節痛となったFW鈴木武蔵(新潟)は準決勝に向けて万全を期すために病院で検査を受け、発熱でイラン戦メンバー外となったMF井手口陽介は熱が38度台まで上がったためにホテルで静養した。

 トレーニング場に姿を見せたMF大島僚太(川崎F)、MF南野拓実(ザルツブルク)、DF松原健(新潟)、DF山中亮輔(柏)、DF奈良竜樹(川崎F)、DF三竿健斗(鹿島)、GK杉本大地(徳島)、GK牲川歩見(鳥栖)の8選手はフットバレーやランニングで約1時間汗を流した。

 練習後に取材に応じた手倉森誠監督は、「何としてでも突破したい場所だった」と就任以来初となるベスト8突破に笑顔を見せると、「終わってみれば3-0ですが、これが90分での3-0だったら、これまでの苦労に対する感動が生まれなかったと思う」と苦しみながら手に入れた勝利に価値があったと話した。

「延長戦だったからこそ、なかなか感情を出さない選手たちが喜んでくれたと思うし、これから本当の自信を示してくれることを期待したい」

 勝てばリオ五輪出場権獲得となる準決勝イラク戦は26日に行われる。

(取材・文 折戸岳彦)


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