誰よりも早く23歳を迎えた。1月23日が誕生日のU-23日本代表最年長のMF大島僚太(川崎F)は、前日に行われたイラン戦を延長戦の末に3-0の勝利を収めたことで、「負けて迎える誕生日と勝って迎える誕生日では全然違うなと思います」とほほ笑んだ。

「誕生日はタイミング的に毎回キャンプをしているので、いつもとあまり変わりません。あまり浮かれられないし、気を引き締め続けないといけません」

 手倉森ジャパンの鬼門とも言うべきベスト8突破を決め、リオデジャネイロ五輪出場権獲得まであと一つに迫った。「鬼門と言われていたところを、勝てなかったところを勝てたということで自信にもなります」と胸を張ると、「ただ、ここで油断してはいけないと皆が思っています。気を引き締めて臨みたい」と勝てばリオ五輪出場が決まる準決勝へと視線を向ける。

 新しい一年のイメージは「まだ今は特に」と苦笑しつつも、「チーム(川崎F)で考えれば、もう始動しているので情報はいろいろ気になります」と話すと、「ただ、今は次の試合に勝つことだけしか考えていません。このチーム(U-23代表)で五輪出場を決めたい」と決意を表した。

(取材・文 折戸岳彦)


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