Doctors Me(ドクターズミー)- 産後の薄毛&抜け毛! 産後の女性の体には一体何が起きる?

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赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんは、お産の疲れも休まる前に、授乳や夜泣きに追われ精神的にも肉体的にも大変な時期となりますよね。

そんな中、お母さんの精神状態に追い打ちをかけることが多いのが、髪の毛の問題。今回は産後の女性の薄毛や抜け毛について医師に解説していただきました。

産後の抜け毛はホルモン変化が原因!

産後の生活リズムのせいか、ストレスや栄養の偏りのせいか、なかなか判断がつかないまま人知れず抜け毛に悩んでいるお母さんも多いようですが、実はこの出産後の抜け毛の最も大きな理由は、急激なホルモンの変化にあると考えられています。

よく知られているように、妊娠が成立すると同時に、女性の身体の中では大量の女性ホルモンが分泌され、妊娠の維持、赤ちゃんを体内で育てるために大変大きなはたらきをします。また、この女性ホルモンは妊娠中、髪の毛や体毛を抜けにくくする方向に働きます。妊娠中のことを思いかえすと、何となく体毛が濃くなった記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

赤ちゃんの誕生で女性ホルモンが減少する!?

妊娠期間が終了して赤ちゃんがこの世に誕生すると、今度は女性ホルモンレベルが今までと比較して激減する、という現象が起こります。そうなると、今まで増えていた分のものも含め、抜け毛が一気に増え、薄毛になってしまうことがあります。これ自体、全く珍しい現象ではなく、出産後のお母さんの半数以上が経験する、ごく一般的なことと考えられます。

また、一時的な変化によるものですので、そのままずっと髪が少ないままということはなく、産後6ヶ月くらいで回復してくることが多く、ほとんどの場合産後一年経過すると元通りになるようです。反対に産後一年たっても、同じように薄毛や多量の抜け毛が続いている場合はちょっと心配です。ホルモンの問題などがあることがありますから、かかりつけの婦人科の先生などに相談してみるとよいでしょう。

医師からのアドバイス

産後の抜け毛、薄毛の原因のうち大きなものはホルモンではありますが、同時にストレスや睡眠不足、栄養の偏りなどが症状を強くさせることに一役買っていることは言うまでもありません。時々は自分の精神状態、それから髪の毛のためにもホッと一息つけるような時間をつくることを周囲の協力を頼んで、心がけるようにしましょうね。髪の毛に関しては、極端に思い悩み過ぎないようにすることもとても大切ですよ。

(監修:Doctors Me 医師)