22日、参考消息網は韓国のレストランが中国人観光客から暴利をむさぼっていると伝えている。写真は明洞。

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2016年1月22日、参考消息網は韓国のレストランが中国人観光客から暴利をむさぼっていると伝えている。

ソウルの明洞にあるレストランには、中国料理や韓国料理のメニューが韓国語と中国語で細かく記してある。250グラムの豚バラ肉の煮込み料理を注文すると、40分待って出てきたのはメニューの写真からだいぶサイズダウンした料理。2万4000ウォン(約2400円)という値段はだいぶ高く感じられた上、かみ切れないほど硬かった。

韓国紙・朝鮮日報も同様の事例を伝えている。2人の香港人客は韓国のレストランで焼き餅とキムチスープを注文。出てきた料理を一口食べると眉をひそめた。別の中国人観光客は「韓国料理がおいしいと聞いて旅行に来たけど、今日のランチは最高にまずかった」と語った。

原因は、激増した中国人観光客を取り込もうと、中国人観光客が好んで食べると聞いたものを次々とメニューに載せたことだ。記事によると、韓国人用と中国人用にメニューを分けている店もあり、価格設定も異なる。一般的な料理店で、1人前5000ウォン(約500円)程度で提供されている焼き餅が、7000〜1万ウォン(700〜1000円)で提供されることもある。こうした店は少なくないのが現状だ。

外国人の反応は当然、冷たい。あるインド人旅行者は、「メニューは多いけど、ほとんどの料理は味が悪い」と話し、中国人旅行者は「バラ肉の煮込みを2人前頼んだ。6万4000ウォン(約6400円)払ったけど、だまされた気がする。ビックリするくらいまずかったよ」と語った。

記事は、「対象的なのが日本だ」とし、「日本の業界は(外国人向けのメニューなどではなく)オリジナリティーや優れた品質管理で、観光客から絶賛されている」と紹介。韓国の専門家が「観光客に質の悪い料理を高く提供すれば、それは客に対して『もう来るな』と言っているに等しい」と警鐘を鳴らしていることを伝えている。(翻訳・編集/北田)