20日、米国の武器輸出にとって、多くの分野で中国の軍事工業はいまだ脅威には至っていないが、武装無人機の分野では様相が異なるという。写真は中国の無人機「彩虹5」。

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2016年1月20日、中国網によると、米メディアのワールド・ポリティクス・レビューは18日、「中国が突然、武装無人機の主要輸出国になった」との記事を掲載した。米国の武器輸出にとって、多くの分野で中国の軍事工業はいまだ脅威には至っていないが、武装無人機の分野では様相が異なるという。

ストックホルム国際平和研究所の統計では、2010〜2014年の中国の世界の武器市場におけるシェアは5%で、武器輸出国中3位につけているが、シェア31%の米国と同27%のロシアに大きく水をあけられている。

ところが、新たな顧客開拓や兵器開発では、中国は現状を打開しつつある。アルジェリアに護衛艦、ボリビアやベネズエラに訓練機、インドネシアに対艦ミサイルなどを売却しているが、武装無人機の分野では突如として主要輸出国の座に躍り出た。今後数十年にわたってシェアを拡大させる可能性があり、米国の輸出に影響する恐れがあるだけでなく、兵器としての無人機の拡散も懸念されている。

中国が輸出している国産無人機は主に「彩虹」と「翼龍」の2機種だが、ステルス型無人機「利剣」の開発も着々と進められており、2013年には実証機が初飛行に成功。中国はステルス無人戦闘機でも主要輸出国となる可能性がある。(翻訳・編集/岡田)