20日、台湾の市場調査会社トレンドフォースがこのほど発表した2015年の世界スマートフォン市場状況報告によると、中国ブランド端末の出荷台数は5億3900万台に達し、世界全体の4割を超えた。資料写真。

写真拡大

2016年1月20日、台湾の市場調査会社トレンドフォースがこのほど発表した2015年の世界スマートフォン市場状況報告によると、中国ブランド端末の出荷台数は5億3900万台に達し、世界全体の4割を超えた。一方、出荷台数で1位の座を維持するサムスンは初めてマイナス成長になった。北京商報が伝えた。

データによると、昨年の世界のスマートフォン出荷台数は12億9200万台で前年比10.3%増加した。中国ブランドはアップルとサムスンを合わせた分に相当し、世界上位10ブランドうち7つを占めた。華為(ファーウェイ)が市場シェア8.4%で3位、小米が5.6%で4位、聯想(レノボ)が5.4%で5位。このほかTCLも4%で7位に入り、OPPOは3.8%で8位、歩歩高(BBK)は3.3%で9位、中興通訊(ZTE)は3.1%で10位だった。

中国各ブランドの成績はまちまちだ。伸びが最も速いのは華為で、成長率は44%に達し、世界の平均成長率10.3%の4倍に達し、中国ブランドの平均成長率を超えた。また華為は中国ブランドの中で初めて1億台の大台を突破した企業となった。小米の成長率が前年よりやや鈍化しており、中国携帯市場の成長率が大幅に鈍化する中で、ロケット式の急成長を維持することは難しいとの見方が出ている。

15年9月に最新機種iPhone6SとiPhone6S Plusをうち出したアップルは、世界シェアが14年の16.4%から15年は17.5%に上昇し、引き続き世界2位のスマートフォンメーカーとなった。

中国ブランドやアップルと対照的だったのは初めてマイナス成長に陥ったサムスンで、出荷台数は同1.8%減少の3億2000万台だった。データをみると、サムスンの14年の市場シェアは28%だったが、15年は25%に低下した。トレンドフォースによると、「サムスンのマイナス成長の主な原因は同社ブランドが高級機市場でアップルに追いやられたこと、中級機・低級機市場では中国メーカーとの競争に直面したことにある。サムスンの主力機の『Galaxy S6』と『Galaxy Note 5』は売上が目標に届かず、市場シェアは前年より3%低下した」という。

業界関係者は、「中国ブランド端末は伸びが急速だが、実際に得ている利益は少なく、400ドル(約4万6700円)以上の高級機市場ではそれほど競争力があるわけではない。この方面ではサムスンとアップルに大きく水を空けられている」と分析する。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)