18日、韓国のテレビ局MBCが、司法試験に合格し2年間の実務研修まで終えた司法研修院生の半数が無職の状態であることを伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2016年1月18日、韓国のテレビ局MBCが、司法試験に合格し2年間の実務研修まで終えた司法研修院生(日本の司法修習生に相当)の半数が無職の状態であると伝えた。

今年の司法研修修了生356人のうち就業者は144人、軍入隊者77人を除けば就職率は51.6%だ。就職先は78人が弁護士、50人が検事、16人が公共機関や一般企業などとなっている。研修院生の就職率は2012年以降、40〜50%程度となっている。今年は昨年(43.4%)に比べ8.2%上昇したが、研修修了生の数が150人減っているため、就業者数自体は33人減少している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「こんなエリート専門職でも就職の心配をしないといけないのか」
「司法試験に受かって研修まで終えても無職か…」
「これがヘル朝鮮(韓国を卑下する呼称)の現実だ」
「それでも、他学部の卒業生に比べたら良い方だろう」

「就職が難しいのは弁護士だけではない。今は医師も数が増え過ぎて飽和状態だ」
「弁護士が増え過ぎたから市場価値が下がっただけのことだろう。これが市場原理だ」
「弁護士には定年がないから毎年数が増え続けて、もう飽和しているということだろう」

「就職もできないような状態なら、優秀な人材を司法試験に向かわせるのではなく、理系の学科に進ませればいい。アップルのような企業が韓国からも生まれるかもしれない」
「弁護士の資格を持っているのだから、高望みしなければ仕事はいくらでもあるだろう。就職難を大げさに騒ぐばかりで、もううんざりだ」(翻訳・編集/三田)