14日、中国のインターネット上に、初めての海外旅行で訪日中国人女性がつづったブログが掲載された。写真は富士山。

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2016年1月14日、中国のインターネット上に、初めての海外旅行で日本を訪れた女性がつづったブログが掲載された。

女性は昨年11月に日本を訪れた。旅行は息子夫婦に誘われたといい、「人生で初めての海外旅行は、なんと日本だった」というタイトルが表す通り、自身にとっても意外な旅行先だったようだ。

女性は、「私たちの世代は日本鬼子(※日本人の蔑称)を恨み尽くしている。旅行好きな私も、日本旅行にはずっと興味がなかった。日本製品をボイコットしたこともあるけど、生活の中では徹底することはできなかった。初めて買った腕時計はオリエントという日本のブランド。ただ、上品でデザインが良かったから。その後、写真撮影を勉強したくなった時、友達が勧めてくれたのはどれも日本製だった。そして私は、ニコンを選んだ」と記している。

日本の最初の印象は、「とてもきれいで、本当にちりひとつなかった」ことだという。ホテルについては、「部屋は広くはなかったけど、必要なものはすべてそろっていた」といい、「無料のWi−Fiのほか、エアコン、冷蔵庫、テレビ、金庫、ベッド、羽毛布団、温水洗浄機能付きのトイレ、スリッパ、懐中電灯、ポット、ドライヤー、アメニティなど、ホテルではなく自宅にいるような快適さを感じさせてくれた」という。

初日に訪れた富士山が、最も行きたい場所の一つだったという女性は、その感想を「以前、テレビや映画で気に入っていた日本の最高峰をこの目で見られることになったのも、何かの運命かもしれない」とつづっている。天気がよく、空気も澄んでいたものの、「唯一残念だった」のは、到着がちょうど昼ごろで、写真の撮影には理想的ではなかったことだという。

移動中、ツアーのほかの客が居眠りをしている間も、女性は限られた時間で日本の姿を目に焼きつけようと、風景を観察した。「日本の農村の家は、基本的にみんな別荘のような1〜2階建ての木造の建物だった。野原は国内ほど広くはなかったが、独特の趣があった。工場による汚染はなく、煙突から出る煙も雲と同じく真っ白だった。そのため、晴れてさえいれば空は青々として、雲は綿のようにかわいらしかった」とつづった。

日本の印象は総じて良いものだったようだが、日本で撮影した写真を送った友人から「すごくきれいだね!移民しなよ」と言われたところ、「祖国を愛しているから。どんなにきれいでも他人の土地だもの」と返信したといい、複雑な感情ものぞかせている。(翻訳・編集/北田)