2人の間にはまだ、少しばかりもどかしい距離感がある…。

親密になってからそう日が経ってない相手との初めてのデート。これぞまさに勝負の第一手!好転するも、停滞するも、はたまた後退するのもあなた次第。

二人にとって最高の想い出となる初デートにするには、女性の心をくすぐるお店選びがマスト!緊張しがちな空気も吹き飛ばし、気取らずゆったりできる女心をガッチリ掴む厳選5店をご紹介しよう。



店内にはバーカウンターが二箇所ある。遅い時間までお酒を楽しめるのがこちら。2人並んで落ち着いて飲むのも悪くない
二人の恋を盛り上げる特別が詰まった夢空間『シカダ』

表参道


ドキドキの初デート。ここで特別な時間を共有できれば、彼女との距離は一気に縮まるが、果たして、どこに連れていくのが正解なのか……。『CICADA』は、そんな悩める男性の救世主とも言うべきレストランである。

エントランスへと歩を進める間に目に飛び込んでくるのは、中庭にあるプールと解放感あふれるテラス席。表参道という土地柄、外国人の姿も多く見える。つまり完全なる非日常の佇まいなのだ。

扉を開ける前から、これから始まる特別な時間への期待に、彼女は胸を踊らせることになるだろう。



おすすめ料理はアンチョビとローズマリーでマリネした骨付き子羊のグリル

もちろんムードだけのお店ではない。お酒はクラフトビールに加え、イスラエル、レバノン、ギリシアなど日本ではあまり目にすることができないワインも提供している。

味はもちろん、爐海海世唄〞のあるドリンクは2人だけの思い出へと直結する。タパス(スペイン)、タジン(北アフリカ)、フムス(中東)といった、環地中海料理(地中海沿岸にある国々の料理)の味も抜群。店を後にする頃には、2人の距離は劇的に縮まっているはずだ。

なお、サプライズメニューとして、デザートのバースディプレートもあるので彼女の誕生日が近いという方にもお勧めしたい。超人気店ゆえにデートの際は、予約は忘れないで。



座席のバリエーションが豊富。どの席に座るかでまったく赴きが違ってくる



表参道であることが信じられない解放感あふれるテラス席




やわらかな布が、店内仕切りも兼ねる4階。照明などの調度品も女性好みのするテイストで統一されている。おしゃれな店内は見ていて飽きず、話題の引き出しになりそう
おしゃれでカジュアルに心地よく、楽しく過ごす『アンドピープル』

渋谷


宇田川のレコードショップが立ち並ぶエリアにある「and people」は、オーナーがアパレル出身ということもあって、女性が喜びそうなおしゃれな内装。

エイジング加工を施したテーブルなどはすべてオーナーの手作りというから驚きだ。

事実、店内に足を踏み入れると、温かみのある家具やライトに包まれて、優しい気持ちになってしまう。



サングリアは数種類の洋酒に漬けこんだフルーツを利用

3階と4階ではテイストが異なり、3階はアジアンテイストだが4階はヨーロッパの田舎を思わせる爽やかなアンティーク調。それぞれのテーブルには距離があるため、個室の雰囲気を味わえ、デートにはピッタリ。

また、バルコニーには緑と風を感じられるテーブルもあるので、心地よい時間を過ごせそう。

一番のおすすめは記念日のケーキだ。予約をしておけば、手作りのメッセージ入りのケーキと、記念日の内容に合わせたBGMを流してくれる。特別感があるサプライズはどんな女性も喜ぶはず。



サプライズのデザートには相手の名前をステンシルで描いてくれる。

料理は多国籍で、洋食メイン。メニューはオーナーが海外で教えてもらったものをアレンジするなどこだわりが多い。

カジュアルなメニューと、座り心地の良さと、圧倒される内装で話題作りにも困らず、リラックスして過ごせる店。

相手との親密度を高めることができるだろう。



赤い幕で個室風にしつらえられた空間は3階に。相手のお好みの空間を選んでもらってもよいだろう



和やかな雰囲気なのは、店内だけではない。スタッフの優しい心遣いに女性の心もほぐれるはず


お次は、上品でオトナなデートに最適!渋谷の上層階で劇場のような空間を。



劇場型の内観が幻想的。定期的にピアノやヴァイオリンの生演奏も
劇場のような空間でエキサイティングなデートを『レガート』

渋谷


非日常的な空間こそ、最高の恋の媚薬。15階まで一気にエレベーターを昇り切ると、華やかな空間が出現する。

劇場がテーマの店内では、オープンキッチンを舞台、メインフロアを観客席に見立て、次々に料理を仕上げる姿を臨場感たっぷりのショーとして鑑賞できる。

運ばれてくるのは世界各国の厳選素材と調理法を取り入れたエクレクティックキュイジーヌ(素材折衷料理)。ドライエイジングビーフやトリュフ、フォアグラなど女性が喜ぶメニューも多い。

グラスを交わせばテーブルが舞台へと早変わり。2人のショーは最高潮のラストを迎えるだろう。



ビーフステーキ
※時期などによって、メニューの変動あり。



バーから、東京タワー、スカイツリーまで東京の夜景を一望できる




大正末期の建築を肌で感じられるカウンター席。ずらりと並ぶお酒に圧巻
懐かしさとモダンが入り交じる大正時代の一軒家バー『きえんきえら』

白金高輪


扉を開けた瞬間、思わず声を上げたくなる。それは「懐かしい」かもしれないし、「かっこいい」でもあるだろう。大正7年に建築された一軒家を大胆に改装。古いものの味わいの中に、新しさや居心地の良さを感じさせてくれるのが、白金の住宅地にあるこの店だ。

1階はカウンター席。木製のバックバーの堂々たる風格に圧倒される。大正から昭和にかけて作られたものだと推測されるが、その細工の精巧さや華やかさは古いものだからこそ持てるものだ。

2階はテーブル席。昔ながらの家具で統一され、レトロモダンな雰囲気が漂う。デートなら、断然こちらの方がお薦めだ。特にサンルームのような窓側の席は居心地が良い。相手とゆっくり話すのに最適だろう。



クレソンと鶏ささみのワサビマヨネーズ和え。ドリンクはフレッシュフルーツのカクテルから限定もののウイスキーまで多種が揃う。
※時期などによって、メニューの変動あり。



2階はテーブル席。レトロな木の家具が逆に新しさを感じさせる。窓際限定の予約も可能


続きまして、上品だけども気取らないデート。
あたたかみのある空間が、会話を弾ませる。



オレンジを基調にした家庭的であたたかみのある店内に女性の心もほころぶ
阿佐ケ谷でしか味わえない伝統的なフレンチ『ラ メゾン クルティーヌ』

阿佐ヶ谷


阿佐ケ谷でフレンチとは意外な取り合わせだが、『La MaisonCourtine』は、ミシュランで1つ星を獲得したパリの本店で修行したシェフの善塔一幸さんが、オーナーからその名を受け継ぐことを許されてオープンした由緒正しきお店ある。

スペシャリテは『香味野菜と赤ワインの中で旨みを増した柔らかな桜肉フィレ』。熊本産の馬肉を用いたその出来栄えは、来日した元オーナーが「パーフェクト」とお墨付きを与えたほど。現在はパリの本店は別のオーナーに売却。

一ツ星当時の料理を受け継いでいるのはこの店だけ。年齢を問わず『特別』に女性は弱い。この料理によって、彼女との絆はより深いものになるだろう。



スペシャリテの桜肉フィレ。味はもちろん、フランスから取り寄せたカトラリー(テーブルナイフ)の切れ味にも注目してもらいたい。季節などによりメニューは異なる。写真は一例