[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 クロスバーが日本を救った。後半12分、日本は左サイドからクロスを上げられると、FWミラド・モハマディに合わされたヘディングシュートがゴール方向に向かう。ボールはGK櫛引政敏も防ぎようがないコースに飛んだが、クロスバーに跳ね返り、スコアが動くことはなかった。

 3点のリードを奪った後の延長後半11分にも、イランのシュートがクロスバーを直撃。クロスバーによるセーブがなければ、日本のリオ五輪出場の道は断たれていたと言っても過言ではない試合だった。

 しかし、守備陣の奮闘があったのも事実だ。特にGK櫛引の落ち着いたセービングは目を引いた。1点を先行した後の延長前半14分にはイランにゴール前への抜け出しを許すも、判断よく前に出て同点弾を防ぐ。同17分にもビッグセーブを見せて、ゴールラインを割らせることはなかった。

「まずは最後ゼロで抑えて勝てたのが良かった」と話した櫛引。「チーム全体で守備が出来ている。継続して行ければ」と手ごたえを語ると、「勝たないとオリンピックはない。チーム全体で全力で取りに行きたい」と勝負の準決勝に向け、気合を入れ直した。


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