22日、中国人力資源・社会保障部は記者会見を開き、60歳以上の高齢者人口は2014年時点で2億1000万人に達していると指摘した。資料写真。

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2016年1月22日、中国人力資源・社会保障部(人社部)は記者会見を開き、60歳以上の高齢者人口は2014年時点で2億1000万人に達していると指摘した。全人口に占める割合は15.5%で、2035年には4億人に増えるとの予測が出ている。中国新聞網が伝えた。

人社部報道官はこの日の会見で「高齢者の介護費用を主に負担するのは各家庭だ」と指摘、この問題解決を訴える声が日増しに高まっていると述べた。さらに、「国際社会では1960年代からオランダ、ドイツ、日本などが高齢化社会に対応するための措置を取り始めた」と説明し、最も重要な措置の1つとして長期的な介護保険制度を挙げている。

中国は昨秋、40年近く続けてきた一人っ子政策の廃止を発表した。全ての夫婦に第2子出産を認める新たな人口政策を今年から始めており、この背景には高齢化による労働人口の減少があるといわれている。中国国家統計局が発表したデータによると、中国本土の昨年末時点の総人口は13億7462万人、うち労働人口(16〜60歳)は9億1096万人で、前年から487万人減っている。(翻訳・編集/野谷)