<グアム知事杯女子ゴルフトーナメント 最終日◇22日◇レオパレスリゾートCC(6,482ヤード・パー72)>
 今回で14回目を迎えた『グアム知事杯女子ゴルフトーナメント』は、プロ2年目の佐藤絵美がプロ初優勝を飾り幕を閉じた。
佐藤絵美の最終日にプレーはフォトギャラリーで!
 初日1アンダーの6位タイにつけた佐藤は、最終日を4バーディ・3ボギーでラウンド、2日連続“71”でまとめトータル2アンダーでホールアウト。首位スタートの青木瀬令奈が1つ落とし2アンダーで上がったため、2人のプレーオフとなった。
 だが、このプレーオフは佐藤にとって想定外、すでに帰り支度をしていた。「まさかですよ。だってもう全部、ウエア脱いでたんです。脱いでるところにまさかの呼び出しがあり。試合終わったと思ったのに、プレーオフで」。慌てて着替え、準備ができないままプレーオフに臨むこととなった。
 心の準備がないまま臨み「緊張しました」というプレーオフ1ホール目だったが、セカンドを2メートルのバーディチャンスに付ける。一方の青木がグリーン奥のバンカーに入れピンチに。1ホール目で勝負が決まるかと思われたが、佐藤がバーディを逃しパー。一方の青木は粘りを見せパーで凌いだ。続く2ホール目はともにパーで勝負は3ホール目へ。
 その3ホール目では佐藤、青木ともにパーオン。青木は3メートルのチャンスにつけたが、佐藤は7メートルの距離が残った。佐藤は長いバーディパットを50センチに寄せマーク、青木のバーディパットを見守った。
 その青木のバーディパットは惜しくも外れると、短い返しのパーパットだったが、カップに蹴られてまさかのボギーに。「4ホールに向けてという気持ちで瀬令奈ちゃんのパットを見てたんですけど。まさか」と見ていた佐藤も驚いた。青木のボギーには驚いたものの自身のパーパットは落ち着いて沈め、佐藤がプロ初優勝を決めた。
 試合後「まさか、まさかで最後までまさかでした」と“まさか”を連呼。この結果に本人も信じられないようだった。だが、思いもよらぬプレーオフとなったが、落ち着いてプレーできた佐藤。「自信がありました。試合勘をつかむようにっていう気持ちで来ていたので、ムダな力みとかもなく、落ち着いてプレーできたのかなと思います」、その冷静なプレーが勝利を手繰り寄せた。
 そんな佐藤は2014年プロテストに合格し今年プロ2年目の23歳。学生時代の2012年には日本女子学生ゴルフ選手権で優勝した逸材で、出身の東北福祉大学ではあの松山英樹と一緒に、男女の主将と勤めた。
 この優勝で「ヤマハレディース」と「ほけんの窓口レディース」への出場権は獲得。「今回の合宿も、4日間、最後まで戦える体力づくりをしたのでトップ10以内に入れるくらいを目指したい」と意気込む。同級生の松山に負けぬようここから一歩一歩、上を目指す。
<ゴルフ情報ALBA.Net>