使う前に操作法を確信して、弱モードから試そう(写真はイメージ)

写真拡大

国民生活センターは2010年4月から2015年11月までに、家庭用電気マッサージ器による危害の相談が253件になったと2016年1月21日に発表した。増加傾向にあるため、注意を呼び掛けている。

家庭用電気マッサージ器でけがをした人の6割は60歳以上で、女性が多い。家庭内だけでなく、量販店の展示品や温泉施設にあるマッサージ器でけがをした例もあった。

相談が最も多かったのはマッサージチェア。次にフットマッサージャー、ベッド型マッサージ器、首および肩掛け型マッサージ器と続く。危害内容は、体の痛みや強く圧迫されたことによる内出血だけでなく、神経を傷めたり、骨折したりする重篤な例もあり、半数の人が医療機関を受診している。80代の女性は、毎日1、2回8日間連続で使ったところ、背骨が摩耗して入院したという。また、痛みを感じて止めようとしたが、操作方法が分からずに1セットが終わるまで使い続けて足が腫れたという人もいた。

センターは、家庭用電気マッサージ器の使用が禁止されている病気(血栓症、動脈瘤、皮膚炎など)があるため、治療中の病気などがある場合は、事前にメーカーや医師に相談し、使用する際は操作方法をよく理解したうえで、弱の強さから使い始めるようアドバイスしている。また、メーカーや販売業者にも消費者に注意事項の説明を十分に行うよう呼び掛けた。

(Aging Style)