中国メディアの新浪網は19日、「中国はなぜ、99A式戦車を124台しか持っていないのか」などと題する論説を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの新浪網は19日、「中国はなぜ、99A式戦車を124台しか持っていないのか」などと題する論説を掲載した。

 論説はまず、戦車は現在でも陸軍にとって最もな主戦兵器と解説。性能が向上したこともあり、冷戦期の米ソのように1万台以上を保有している国は、すでに存在しないと紹介した。

 中国が保有する主力戦車は7000台以上で、世界で最も多い。しかし問題は、旧式戦車を多く使っていることだ。最も古い「59式」は、ソ連が1947年に量産型を完成させた「T-54」の中国国内でのライセンス生産版だ。59式から派生させた「59-2」、「59D」、「69」「79」の各型式戦車がまだ現役だ。

 中国はその後「88」、「88A」、「96」式の戦車を、「第2世代」あるいは「第2.5世代」戦車として完成させた。そして「99式」、さらに最新の「99A」式を開発した。

 「99A」式戦車が配備されているのは、第38集団軍だ。ただし、配備数は124台のみという。

 論説は、「99A」式の配備数が少ない理由として、まず「高価であること」を挙げた。同戦車は装甲、火力、通信能力のいずれを見ても、中国の「最先端・最高峰」の技術が込められており、その結果として極めて高価であるために、大量に装備するのは現実的でないという。

 論説はさらに、戦車開発関係者の話として、「99A」式はまだ、信頼性に欠けると紹介した。最新の技術を投入しただけに、問題も多いと言う。同関係者は「2017年には、成熟したと言える状態になるだろう」と話したという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)