20日、中国の366都市の8割に当たる293都市で、2015年の大気中の微小粒子状物質「PM2.5」の平均濃度が、世界保健機関(WHO)よりも緩い中国国内の基準にも届いていなかったことが分かった。写真はスモッグに覆われた北京。

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2016年1月20日、国際環境保護団体グリーンピースは、中国の366都市の8割に当たる293都市で、2015年の大気中の微小粒子状物質「PM2.5」の平均濃度が、世界保健機関(WHO)よりも緩い中国国内の基準にも届いていなかったとする調査結果を発表した。仏RFI(中国語電子版)がAFP通信の報道を引用して伝えた。

報道によると、PM2.5の許容量は、WHOの基準では年間平均で1立方メートル当たり10マイクログラム以下とされているのに対し、中国は同35マイクログラム以下としている。

北京の15年のPM2.5の平均大気中濃度は1立方メートル当たり80.4マイクログラムで、366都市中27番目に高かった。汚染物質を排出する工場の操業停止など対策が講じられたが、前年から3.3%の改善にとどまっている。

PM2.5の平均大気中濃度が最も高かったのは新疆ウイグル自治区のカシュガルで、1立方メートル当たり約120マイクログラムだった。(翻訳・編集/柳川)