奥歯は歯ブラシが届きにくくて、歯垢や歯周病になりやすい部分。奥歯ケアは誰でもおろそかになりがちです。ここでは磨きにくい奥歯でもさっぱり綺麗になる目からウロコの磨きかたを伝授! すみずみまでキレイに磨いて、ワンランク上のオーラルケアで美しいお口を維持しましょう。

まずは知って欲しい、奥歯の重要性!

奥歯はものを噛むのにとても重要な役割を果たします。奥歯がなくなると噛む力はなんと3〜4割ダウン。しっかりと噛まれなかった食物は、胃腸での消化・吸収が低下します。すると太りやすくなる、栄養がきちんと吸収されなくなるといった問題が生じます。唾液の分泌も不十分になるため、お口の中も不衛生になり免疫力も低下。
さらに奥歯を失えば発音に影響が出て、特に「ラ行」の発音は困難に。噛み合わせもうまくいかなくなり、歯並びや顔の表情に変化が表れます。顔がゆがむ、むくむ、首凝りや頭痛の原因にもなるのです。特にスポーツ選手は瞬発力やバランス感覚が低下するというダメージも。また奥歯が健康でなければ記憶力が低下するといわれています。認知症の方に歯を失っている人が多いこととも関係しているかもしれません。

奥歯をキレイに磨きやすい歯ブラシとは?

奥歯は歯ブラシが届きにくい場所です。ヘッド(歯ブラシの毛の部分)ができるだけ小さめのコンパクトなタイプを使ってみましょう。つまり奥歯専用の歯ブラシを探すことが最大のコツなのです!歯ブラシのネックは細めのほうが、奥までしっかりと届きます。デンタルフロスの併用ももちろんおすすめです。

奥歯の磨き方を伝授!!

まずは口を大きく開けないことがポイントです。口の形は「え」を発音する時ぐらいに横開きにします。多くの人が「あ」の口にしているようですが、これではしっかり磨けません。小さく横開きにしたら、唇の端に歯ブラシを当てて少し引っ張り気味にすると、驚くほど歯ブラシが奥まで届きやすくなります。さらに小刻みに歯ブラシを動かすことで、歯と歯の間の汚れがキレイになります。右奥歯を磨く時は右側から、左奥歯を磨く時は左から、も鉄則。反対側からクロスするように磨こうとすると、喉にささっておえっとなりがちです。

奥歯のブラッシングに時間をかけられるようになれば、もちろんその他の歯もキレイに磨けているはずです。奥歯、大事にしましょうね!

writer:松尾真佐代