リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)を戦うU-23日本代表は、22日に準々決勝イラン戦を迎える。DF山中亮輔(柏)は因縁ともいえる相手との一戦を前に改めて決意を固めた。

 過去の苦い経験がある。12年11月に行われたAFC U-19選手権グループリーグ初戦でイランに0-2で敗れ、14年1月のAFC U-22選手権グループリーグ初戦で再び対戦した際には3-3で引き分けた。初戦で波に乗り切れなかったチームは、ともに準々決勝敗退を喫している。

 この2試合にフィールドプレーヤーで唯一先発フル出場を果たしたのは、山中のみ。だからこそ、「本当にそのときのリベンジも含めて、しっかり戦いたい。五輪出場を賭けた大会で絶対に倒さなければいけない相手」と雪辱を果たそうと意気込んでいる。

 また、両大会に加えて、14年9月のアジア大会でベスト8敗退を味わっていることで、準々決勝突破に賭ける思いは強い。「ベスト8は絶対に越えなければいけない壁」と口調を強めると、「明日の試合はサッカー人生において一番、本当に大事な試合になるので良い準備をしたい」と視線を上に向ける。五輪出場権獲得のためにも、苦汁を舐めさせられた相手を下し、鬼門となるベスト8突破を狙う。

(取材・文 折戸岳彦)


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