くす玉が割られ「かちどき 橋の資料館」が オープン(撮影:佐谷恭)

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隅田川に架かる勝どき橋のたもとに5月1日、「かちどき 橋の資料館」(東京都中央区築地)が開館する。29日には同資料館前で開館記念式典が開かれ、矢田美英中央区長や東京都の岩永勉建設局長ら100名以上が出席。岩永局長は「資料館の開館を機に歴史的価値のある観光資源の保存を進めたい」と語り、矢田区長は「今日はみどりの日。『水の都』中央区を人と自然にやさしい街にするにふさわしい象徴的な日だ」と、開館への期待を表した。

 勝どき橋は、1940年に開かれるはずだった「東京万博」の会場のメインゲートとして、当時の最先端技術の粋を集めて建造された。万博は戦争で中止になったが、同橋は40年6月に完成。東洋一の規模を誇る、珍しい「跳ね橋」として愛されたが、船舶航行の減少と橋を渡る交通量の増加に伴い、70年11月の開橋を最後に「開かずの橋」となっている。

 資料館では、橋の開閉の仕組み、建設の経緯、歴史などが映像やパネルでわかりやすく展示され、隅田川に架かるほかの橋も紹介される。

 5月1日の一般公開後、7日までは毎日開館する。連休明けからは毎週火、木、金、土曜日の午前9時30分から午後4時30分まで公開。毎週木曜日には橋脚にある「跳ね橋」開閉のための機械設備も見学できる。資料館の入館料・機械設備の見学料はともに無料。ただし、機械設備の見学は定員制で、往復はがきでの申し込みが必要。

 問い合わせは、東京都建設局道路管理部保全課橋梁保全係(電話:03-5320-5295)まで。【了】