Doctors Me(ドクターズミー)- 頭髪の健康のカギは「毛細血管の柔軟性」だった!?

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あなたは、自分の髪の毛に満足していますか? 自分の髪質や髪の毛の量、くせのつき方がどうしても気に入らない、という方は多いのではないかと思います。特に、最近髪の毛が抜けてきた、どうも鏡をみると前より薄い気がする…といった悩みは深刻ですよね。

今回は薄毛とも密接な関係にある、毛細血管について、医師に解説していただきました。

薄毛対策には頭皮マッサージが効果的!

薄毛対策としてよく聞くのが、頭皮の血流を良くするマッサージ。先の丸いブラシなどで頭皮を軽くたたいたりすることを習慣にされている方、このコラムを読んでいる方の中にもいらっしゃるのではないかと思います。

また、シャンプーの時などに指の腹で頭皮をマッサージする、といった話も聞くことがありますね。これらは言うまでもなく、髪の毛を発毛、育毛していくうえでのベースとなる頭皮の血行を良くするために行われているものです。

頭皮に細かく張りめぐらされている微細な血管、つまり頭皮の毛細血管は、髪の毛が生え、育つための栄養分を提供する唯一のパイプとも言えますね。反対に、このパイプとなる毛細血管が思うように機能してくれない場合、髪の毛はやせ、抜けやすくなってしまうことも考えられます。

毛細血管を硬化させる生活習慣とは?

実は、主に30代以降の男性が(20代以下の場合もあります)かかることの多い、おでこが広くなってきて頭頂部が薄くなるのが特徴の男性型脱毛症(AGA)の発症にもこの毛細血管の硬化がある程度関係しているといわれています。毛細血管が硬化すると、髪の毛にいきわたるべき栄養分がきちんと届かなくなってしまいます。もちろん、サラサラであるべき血液がコレステロールなどでドロドロになってしまっても、血流が悪くなります。

この毛細血管の硬化や、血液がドロドロになる原因としては、もちろん生まれ持った体質もありますが、後天的な生活習慣も大きく影響してきます。

・脂肪分の多い食事
・運動不足
・高脂血症
・高血圧
・喫煙習慣
・糖尿病
・ストレス

なども関与すると考えられています。
動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞など多くの重篤な病態を引き起こすことが知られていますが、抜け毛さえ引き起こしてしまう可能性があると考えると、なんとしても動脈硬化は避けたいものですね。

医師からのアドバイス

身体の健康のためにも、髪の毛の健康のためにも、やはり日ごろから栄養バランスを考えた食事を適量摂り、定期的に体を動かす習慣をつける、ということは非常に大切なことです。特に比較的若い方で、無理をしがちな方、動脈硬化はまだ関係ないと思われて暴飲暴食が多い方で抜け毛が気になる方は、髪のためと思えば生活習慣を変えられるかもしれませんよ。

(監修:Doctors Me 医師)