若いころは何もしなくてもピチピチだったお肌。加齢とともに衰えていく肌の回復力や増えていくシワやシミ、たるみに抗っている女子も多いはず。しつこい大人ニキビやエイジングケアに効果があるレチノイン酸について解説。

レチノイン酸とレチノールの違いをチェック!

レチノイン酸と似た名前の成分にレチノールがあります。どちらもビタミンA誘導体ですが、レチノイン酸は真皮層まで効果が届く、作用が強い医薬品。効果が高いため副作用の心配もあり、日本では医師の処方がないと使用できません。効果が緩やかな化粧品や医薬部外品として配合されているのがレチノールです。こちらは角質層までしか到達せず、通常処方されるレチノイン酸の1/100の作用といわれています。

それぞれの効果の違いとは?

さて、そのレチノイン酸にはどのような効果があるのでしょう? ここで間違ってはいけないのは、レチノイン酸とレチノールの効能を混同しないということ。真皮層まで届くレチノイン酸と角質層までしか届かないレチノールとは効果が異なります。紛らわしい広告もあるので、騙されないようにしましょう。

◯医薬品のレチノイン酸

肌のターンオーバーを促進し、メラニン色素を含む細胞をどんどん剥がしてシミや肝斑、ニキビ跡を目立たなくするために使われます。また真皮層のコラーゲンやエラスチンなどの生成を促進し弾力のある肌にしてくれるので、シワが目立たなくなる効果があります。

◯医薬部外品のレチノール

レチノールが配合された化粧品や医薬部外品はレチノイン酸までの作用はありませんが、穏やかなピーリング効果や保湿効果はあるようです。

レチノイン酸に副作用があるってホント?

肌のターンオーバーを促進するピーリング効果があるので、敏感肌の人には刺激が強い可能性があります。赤く腫れてヒリヒリすることも。また、ターンオーバーが早すぎて表皮がめくれたような状態になったり、肌のガード機能が損なわれて炎症を起こすこともあるようです。肌の状態を診察しながらレチノイン酸の濃度や使用量を相談できる医師の処方が必要なのはそのため。個人輸入などで濃度の高いレチノイン酸を使用して肌トラブルになる例もあるので注意が必要です。


writer:しゃけごはん