2016年1月16日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真は特別養護老人ホームの外観である。「桜田ファミリア」という名前のようだ。「まさか完成していたなんて!」というコメントが添えられている。

「桜田(さくらだ)ファミリア」といえば、あの有名な建築家アントニ・ガウディの設計、19世紀から建築工事が始まり、完成まで300年かかると言われた......これは、いったい何なのだ?

いやいや「グ」だから...

冒頭のツイートには、早速こんな突っ込みが入っている。

「桜田」ではなく、「サグラダ」だから、という突っ込みだ。そういえば、あの世界遺産は、「サグラダ・ファミリア」だった。

たしかスペインのバルセロナで建築中のはずだ。ここ日本で、完成していたとは、「びっくりぽん」である。

「ナイスなダジャレですな〜」「笑わせてもらった」という感想も寄せられている。

実は、この「桜田ファミリア」は名古屋市熱田区桜田町にある、特別養護老人ホームだ。昨年オープンしたばかりの新しい施設である。

一方、バルセロナの「サグラダ・ファミリア」は21世紀に入ってから導入されたIT技術を駆使することで、工期が短縮される見込みだ。2026年完成予定とのこと。


サグラダ・ファミリア(Bernard Gagnonさん撮影, Wikimedia Commonsより)