マンチーニ、口論となったサッリに対して「サッカー界から追放すべきレイシスト」

写真拡大

▽インテルを率いるロベルト・マンチーニ監督の怒りは試合後も収まらないようだ。

▽インテルは19日、コッパ・イタリア準々決勝でナポリと対戦し、後半の2ゴールでベスト4進出を決めた。この試合の2点目が生まれた場面、ナポリの選手はインテルのハンドをアピールしていたものの、主審の笛は吹かれずにセルビア代表FWアデム・リャイッチが追加点を奪っていた。直後にマンチーニ監督はマウリツィオ・サッリ監督と口論になっているところが映像に残っている。

▽試合後、イタリア『Rai Sport』の取材に応じたマンチーニ監督は、サッリ監督への怒りが収まらず、さらにまくしたてる勢いでコメントを残した。『フットボール・イタリア』がその様子を伝えている。

「サッリはレイシストだ。彼のような奴はフットボール界から追放されなければいけないね。私は第4審にアディショナルタイムについて尋ねていただけだ。そこへサッリが向ってきて『このホモ野郎』と叫んでいたよ」

「このような行為は本当に恥ずべきものだ。60歳の男があのような発言をするかね。試合後のロッカールームで、彼は謝罪をしに来たが、彼には今回の行為を恥じてほしい。イングランドでいえば彼の行為が許されないのは当然ながら、まずタッチラインから出ることも許されない」