AFC U−23選手権カタール2016グループC第3節の2試合が19日に行われた。

 リオデジャネイロ・オリンピックのアジア最終予選も兼ねている同大会は、16チームが4つのグループに振り分けられ、1回戦総当りの試合を行う。各グループの上位2チームが決勝トーナメントに進出し、上位3チームにリオ大会の出場権が与えられる。

 2連勝でグループCの首位に立ち、すでに決勝トーナメント進出を決めているU−23韓国代表は、同じく2連勝でグループステージ通過を決めたU−23イラク代表と対戦。均衡を破ったのは韓国だった。22分、左CKをショートコーナーで始めると、イ・チャンミンのクロスにキム・ヒョンが反応。ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。1−0で迎えた後半は韓国の運動量が落ち、イラクが攻勢をかける。そして後半アディショナルタイム、アムジェド・フセインが右サイドからのクロスに合わせ、土壇場で同点ゴール。試合は1−1の引き分けに終わった。両チームは勝ち点7で並んだが、得失点差で上回った韓国がグループ首位通過を決めた。

 また、ともに2連敗で敗退が決まっているU−23ウズベキスタン代表とU−23イエメン代表の一戦は、ウズベキスタンが3−1で勝利。大会初白星を挙げた。

 以上の結果、23日に行われる準々決勝でグループC首位の韓国はグループDの2位と、グループCで2位のイラクはグループD首位と対戦する。

 なお、日本は22日に行われる準々決勝で、U−23イラン代表と対戦。準決勝進出を果たした場合、イラクとグループD首位の勝者と激突することとなる。

■グループC第3節結果(19日開催)
U−23イラク代表 1−1  U−23韓国代表
U−23ウズベキスタン代表 3−1  U−23イエメン代表