美容に敏感な女性の間で、密かなブームを呼んでいるのが“お灸”です。年寄りのものというイメージもありますが、そんなことはありません。昔は良く揉んだもぐさに火を付けていましたが、それだと皮膚に跡が残ってしまうこともあります。安全な台座付きのお灸が販売されているので、そちらを使いましょう。アロマの香りのお灸なら、リラックス効果もあってオシャレですよ。

そもそも“お灸”ってどんなもの?

お灸はヨモギの葉の裏にある白い綿毛を生成した“もぐさ”を肌に乗せ、火を付けることで体を温め、ツボを刺激するものです。ヨモギは欧米でもハーブとして用いられるほど薬効の高い植物。クロロフィルやミネラルが豊富なので、浄血、造血、止血作用がある薬草なのです。お灸は、体を温める効果だけでなくヨモギの薬効も作用するので、さまざまな症状を改善や美容にも効果的です。

“お灸”の効果はこんなにあるんです

◎血行を促進して免疫力をアップする!

お灸で皮膚に温熱刺激をすることで、血管やリンパ管、筋肉が活性化されます。細胞も活性化されるので、免疫力がアップする効果が。温熱効果で血管やリンパ管が拡張すれば、老廃物の排出も促進されて、むくみ解消にも効果的です。

◎ツボを刺激してさまざまな症状を改善

お灸は、皮膚にあるツボに置くのが基本です。ツボが刺激されるので、さまざまな症状の緩和に効果的。お灸で改善される症状は、肩こり、冷え性、目の疲れ、ストレス、不眠など幅広くあります。

◎お灸にはリラックス効果もある!

ヨモギにはシネオールという精油成分が含まれています。シネオールの効果は、鎮静、鎮痛、殺菌、消毒など。お灸の香りでリラックスできる効果もありますが、シネオールが皮膚に浸透することによる鎮痛効果も期待できます。

◎気になる美容効果もいっぱい!

お灸は全身の血行を促進するので、顔の血色がよくなります。血管が拡張すれば、必要な栄養が体の隅々まで運ばれるので、美容効果も高いというもの。リンパ管が活性化して水分の代謝が高まれば余分な水分が排出され、顔がすっきりと引き締まります。

お灸は美容にもいい健康法です。毎日コツコツ続けることで効果はアップします。お灸による副作用は特にありませんが、気持ちがいいからと長時間続けてしまうと、頭痛や熱っぽさを感じることもあるかもしれません。そんな時は、1日、2日お休みすれば症状はおさまります。


writer:岩田かほり