すでに決勝トーナメント進出を決めた日本。準々決勝を見据えて第3戦に臨めるのは大きなアドバンテージだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 グループBの第2戦、タイ戦で勝利を掴んだU-23日本代表は早々に1位での決勝トーナメント進出を決めた。元々1位通過でも2位通過でもグループAを突破した国と対戦することが決まっていたため、日本の決勝トーナメント初戦(準々決勝)の相手はグループAの2位チームとなった。そこでまずはグループAの現状を整理してみたい。
 
1位 カタール(勝点6)
2位 イラン(勝点3)
3位 シリア(勝点3)
4位 中国(勝点0)
 
 1位に立つのは開催国のカタール。続いてイランとシリアが続く(勝点ではイランとシリアが並ぶもも直接対決でイランが勝っているため)。ちなみに最終戦は日本時間19日の深夜1時半から行なわれ、カタールがシリアと、イランが中国と対戦する。開催国のカタールは勝点を落とすとは考えにくく、イランはいまだ未勝利の中国との試合と考えると、日本の相手は2位でグループリーグを突破しそうなイランが濃厚だと言えるだろう。
 
 日本はイランと2014年1月のU-22アジア選手権で対戦し、3-3のドロー劇を演じた。ただ、当時は2年後のリオ五輪最終予選を見据え、日本はU-21代表として大会に臨んでおり、いわばイランは年上のチームであった。そのため同年代として真剣勝負をするのは今回が初となる。
 
 そのなか、日本は1位突破を決めたことで日程のアドバンテージを得た。元々、日本より1日早く開幕を迎えたグループAは準々決勝まで中3日、日本は最終戦から中2日と、不利な状況にあった。
 
 しかし、すでに1位突破を決めた日本はグループリーグ最終戦のサウジアラビア戦を含め中5日での調整を行なうことができる。恵まれたこの“3日”のアドバンテージは非常に大きな恵みと言える。
 
 ちなみに、日本がこのまま勝ち上がれば試合日程は以下の通りとなる。
 
■準々決勝
1月22日(金) 日本時間22:30 日本×グループA・2位
 
■準決勝
1月26日(火) 日本時間22:30 日本×グループD・1位とグループC・2位の勝者
 
■3位決定戦
1月29日(金) 日本時間23:45
 
■決勝
1月30日(土) 日本時間23:45
 
 今予選でリオ五輪の出場権を得られるのは3か国で、日本は3位までに入る必要がある。そのなか準決勝で当たる可能性が高いのが、優勝候補に挙げられるイラクか韓国だ。両国はグループCでともに2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めている。日本時間20日深夜の直接対決で順位が決まるが、日本はおそらく2位になったチームと準決勝で戦うことになるだろう。
 
 日本はイラクと2戦して2敗。韓国には一昨年のアジア大会で敗れている。ともにリベンジを果たしたい相手ではあるが、リオ五輪出場への乗り越えるべき高い壁と言わざるを得ないだろう。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)