竿竹氏
’14年のマウント・ゴックス事件でビットコインは終わった……などと思っている人も多いのでは? 実は今、暗号通貨のトレードで荒稼ぎしている人が増えている。その一攫千金術に迫った!

◆アノマリー狙いのシストレで半年間に500万円荒稼ぎ!

「『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を読みました? いかにチャンスゲイン(稼ぐ機会を獲得すること)するかが大事。その一環です」

 そう話すのは、「両替しますよ〜」とばかりに、両替レートを記した段ボールを背負って現れた竿竹氏(仮名)。ほとんど両替を求められたことはないようだが……出歩く時間を無駄にしないためにも休日の外出時には、こんな出で立ちなのだとか。その貪欲さは投資のほうでも発揮されている。

「資金効率を最優先した投資で経済的自由を手に入れたいと考え、高校生のときから外貨預金を始め、20歳から本格的に投資を始めました。いろんな金融商品について研究するなかで知ったのがBTC。株やFXなどと異なり、機関投資家が存在しないうえに、未成熟な点が最大の魅力。これなら私、個人の力だけでも十分戦えると思った」

 竿竹氏がBTCトレードで注目したのはアノマリー(合理的に説明がつかない市場の変化)だった。

「未成熟で規模が小さいからこそ、BTC市場にはいくつものアノマリーがあるんです。私が使っているのはcoincheckですが、BTCの取引所はすべての取引履歴を公開しているので、アノマリー分析がしやすいんです。詳しくは明かせませんが、取引所によっては買い注文と売り注文の比率が一定数に達すると、9割の確率で注文の多いほうに1%以上動く。おそらく、取引所が導入しているシステムのせいなのでしょう。このアノマリーを利用して売買を繰り返すプログラムを組みました。相場の変動率が高いときは0,5秒に一回程度の割合で注文を入れて1%ほどの利幅を抜く。このシストレを導入して半年で500万円ほど稼ぎました」

 BTCは元来、「ブロックチェーン」という独自の技術により、過去すべての取引履歴がネット上に公開されている。そのため、各取引所からすべての履歴を抽出することも簡単。それだけに、やる気さえあれば、100%の確率で的中するアノマリーを発見できる可能性も!? 当然、データは豊富にあるので、組んだプログラムのバックテストも容易。プログラムを組む技術をお持ちの方は、竿竹氏を参考に挑戦してみてほしい。ほったらかしで一攫千金が狙えるかも!

【竿竹氏(仮名)】
20歳のときに投資に目覚め、海外ETFなどを購入してきたが、現在はほとんどの資金をビットコインに投入。サラリーマンだが、複数の副業を行なっている

― ビットコインで一攫千金を狙え ―