実は間違っていた?洗顔後の“化粧水の浸透タイム”が乾燥につながる理由

写真拡大

洗顔をした後、顔全体に化粧水をつけて1分ほど浸透させる。化粧水の美容成分を肌の内側に届けるため、毎日実践している女子も少なくないはず。そんなスキンケア法に警鐘を鳴らすのは、コスメコンシェルジュとして活躍している小西さやかさん。

「実は、化粧水の浸透はわずか0.02mmの肌の角層部分まで。肌の深部にまで浸透させるのは難しいと言われています。化粧水は大部分が水分で作られていて蒸発しやすいので、塗ったあと待つ必要はありません」(同)

逆に、時間を置くほど肌表面の水分は逃げていくので、乾く前に美容液またはクリームなどを重ねて、水分が逃げないようにフタをすることが大切なのだそう。

また、スキンケアをふたつのアイテムに絞ることで、手間や時間が減るうえ、お金の節約にもつながるとか。

「保湿のためのスキンケアアイテムといえば、化粧水と美容液、乳液、クリーム。でも、時短や節約を考えるなら、美容成分を多く含んだ化粧水と、油分を多く含んで白濁している美容液か乳液、またはクリームのいずれかでもOKです」(同)

さらに、特におすすめなのは、高価なスキンケアアイテムを販売している大手メーカーのセカンドライン。

「セカンドラインのアイテムは、価格が手頃でも高級品と同じ行程で開発されているもの。そのため安全基準が高く、効果が期待できるものが多いのです」(同)

そして、30代あたりで感じる初期老化の乾燥小ジワは、ワセリンなどラップ効果が高い油分や、潤いキープ力が高いセラミドで保湿してあげて。

正しい知識を得ることで、キレイ&節約が実現できる! さっそく毎日のスキンケアに取り入れてみよう。

小西さやか
日本化粧品検定協会の代表理事を務める。大手化粧品メーカーでの6年間の研究開発の経験を活かし、科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト“コスメコンシェルジュ”として活動中。その知見から無駄なお手入れを省いた最短最適な美容法「なまけ美容」を推奨。今まで、毎週200種以上の化粧品を評価。その鋭い評価が好評で、各種の雑誌やメディアで新作コスメの評価を担当している。著書は「日本化粧品検定協会(R)公式 コスメの教科書―1級・2級対策テキスト」(主婦の友社)、「なまけ美容入門―「科学的な分析」でムダを省いたキレイの魔法」(主婦の友社)、「90パーセントのクチコミは間違っている?!  勘違いだらけのコスメ神話 (ビーズアップビューティブック)」(スタンダードマガジン)、「効果が9割変わる「化粧品」の使い方 すっぴんも、メイク後もキレイな人の習慣」(青春出版社)。