総合力で4-0快勝!弱い弱いと言われたU-23日本代表が強い強いと噂のタイ代表を返り討ちにし、リオへ一歩前進の巻。
何だ、強いじゃないか!

リオ五輪出場を目指して奮闘をつづける若きサッカー日本代表。16日は、短期集中決戦となるU-23アジア選手権の第2戦・タイ代表戦を迎え、これを4-0で粉砕。準々決勝進出を決めるとともに、「得点力不足」「普通に弱そう」「今回は本当に五輪逃すんじゃなかろうか」という不安感を吹き飛ばしてくれました。

確かにものすごく上手いとか、ものすごく強いという感じはありませんが、チームとしての体裁がしっかりと整っているのは悪くありません。CBとFWという肉弾戦を伴うポジションには国内でも屈指の身体能力を備えたメンバーが集まっていますし、GK・ボランチという要となるポジションにはJ1で豊富な経験を積んだ選手が構えています。野球で言えば「センターラインがしっかりしている」チーム。

さらに「足速いヤツ欲しいのぉ」「下手でもいいからファイトできるヤツが欲しいのぉ」「イケメン欲しいのぉ」といったピンポイントな需要にも応えており、チーム全体としてしっかりと編成できています。いい意味で、引っ込めたらチームごと変わってしまうような絶対的存在もおらず、いろいろな状況に対応していける体制はできているのではないでしょうか。

今回は一極集中での予選となるあたりも、このチームには有利に働くかもしれません。万全の体勢で1試合ずつやるよりも、連戦連戦で泥沼の戦いになってこそ、真の国力が現れてくるというもの。11人で比べれば若干の不安があっても、23人の戦いならしっかりと上回れる。骨太な強さで、厳しい予選を勝ち抜いてもらいたい。一発勝負に負けててきたことで高まった不安を、逆に一発勝負で勝つことで払拭してほしい。この2戦で、ようやくイケるんじゃないかという気がしてきました!

ということで、ベスト8進出を決めて「8分の3」まで近づいたリオ五輪を見据えつつ、16日のテレビ朝日中継による「AFC U-23選手権 日本VSタイ戦」をチェックしていきましょう。

◆他会場で北朝鮮とサウジが引き分け、日本の1位通過が早くも確定!

ここで勝てば準々決勝進出が決まるという第2戦。迎える対戦相手はタイ。タイは初戦でサウジアラビアと引き分けるなど、いわゆる「タイ」のイメージからはだいぶ進化を見せている模様。何となくいつもよりふてぶてしい感じがするし、応援団の数でも負けている気がする。向こうのA代表のメンバーも数多く、監督もA代表を兼任しているとのこと。さらに18番のチャナティプは「タイのメッシ」と呼ばれているらしいじゃないですか。鯛メシ、ゴクリ…!

中2日ということもあって日本はスタメン6人を入れ替えてきました。GKは変わらず櫛引、DFラインは亀川、奈良、岩波変わらず、室屋変わらずという4人。ボランチに遠藤変わらず、原川。前線は大きく入れ替えて豊川、矢島、FWには鈴木変わらず、スタメンで浅野と入れてきました。センターラインの櫛引⇒岩波⇒遠藤⇒鈴木を残してほぼほぼ替えたという格好です。どうでもいいですが、左サイドの亀川⇒原川⇒豊川というラインには、川の流れを感じます。

立ち上がり、FKからいきなりいいボールが飛んできたり、DFラインを突破されたりして、ヒヤッとすることがつづく日本。アジアでは「向こうが引いて守る」というイメージが定着した日本の試合ですが、タイはガンガン攻めてきます。最初のシュートもタイが放つなど、まったく引いて守ろうなんて気配はありません。一方、日本も浅野の単独突破からつかんだチャンスで、最後は矢島のシュートまでつなげますが、タイのGKが素晴らしいセーブでかき出し、先制ならず。

↓浅野の素晴らしい飛び出し、トラップ、シュートも間一髪で防がれる!


惜っしいな!

これは金の獲れるシュートだったな!

何本か枠を叩くシュートを見せたことで、ちょっとビビるかな?と思いきや、引きつづき攻めてくるタイ。サイドで細かく作ってから逆サイドへ大きく展開するなど、しっかり自分たちで組み立てて攻撃しようという志の高さも見せます。やはりタイリーグに日本人が数多く行っている影響でしょうか。「この人、元日本代表なんだ?」「意外に普通やね…」「勝てそう」という自信をつけてきたのかもしれません。

しかし、日本にとっては少し舐めてくれたほうが好都合というもの。向こうが攻めてくるなら、コッチにも攻め返すチャンスが広がります。ゴールキックから再び攻め上がろうとした前半27分。相手のキックを素早くカットすると、遠藤が一本で裏へ。そこへ走り込んだ鈴木武蔵は身体で相手を制しながら、右足振りぬいてズドン!

↓おっ、獲ったで!全員で喜び爆発の先制点!


これで少しはビビッたか!

日本三大武蔵のひとりだぞ!

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前半はこの1点をもって終了。攻められる場面もありましたが、リードを奪って折り返せたのはいい形。得点の場面以外にも、相手が上がったところを裏をつくように繰り出される遠藤・原川からのパスがいくつものチャンスを演出しており、追加点も取れそうな雰囲気。

後半に入ると日本は先制点の鈴木に替えてオナイウ阿道を投入。これにはタイも「まだいるのか」と驚いたに違いありません。向こうも従来のタイでないなら、コチラも従来の日本とは違う。日本スポーツ界全体に広がりつつあるグローバル時代の新たなチカラが胎動している。迎えた後半3分、オナイウはエリア内で相手DFを背負いながらラストパスを繰り出すと、そこからの展開で最後は矢島のヘッド弾!勝利をグッと引き寄せる追加点です!

↓大したチャンスじゃなかったものも、DFを背負って勝ってくれたら得点につながってしまうな!


タイ:「思ってたんと違う」
タイ:「ウチも強くなったが」
タイ:「向こうもゴツくなってた」

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追加点の直後、タイにPKが与えられますが、相手キッカーは芝で足を滑らせてミス。これで勝負の大きな流れは決したでしょうか。日本は奈良竜樹の顔を中心に気迫を全面に打ち出し、相手の勢いを完全に飲み込んでいきます。後半21分には早くも相手は3人目のカードを切り終え、打つ手ナシという状況に。うむ、勝ったな。あとはどうやって「いつも通り強かったろ」という印象を植え付けてやるかだけ。

そこで選んだカードはヤングボーイ久保。「23歳以下の中にもこんなイイ選手がいるんだと見せてほしい」と実況席からも期待されるヤングボーイは、すでに一流のチンピラとしての風格を備えてピッチを躍動。まずは後半29分、出足鋭く相手のパスをカットした岩波からの縦1本を受けると、「ゴロで狙った」というシュートは相手GKの上を抜けて1点目!

↓点取り屋という感じのするナイスゴール!


速くて、巧くて、簡単に決める!

4年くらい待っていたストライカーが、満を持して帰ってきてくれた!

何となく、定期的に「久保」が出てくる感じがするな!

「久保」関連、優秀やで!

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その後、ヤングボーイ久保が自分で取ったPKを自分で決めて4-0と大量リード。GK櫛引が華麗なドリブルテクニックから普通のフィードを見せるなど、しっかりと時間を使い切って試合終了。2連勝でまずは準々決勝進出を決めました。最後はガックリと肩を落とすようなタイ応援団の姿も見られ、まさに完勝と言っていい試合。谷間・谷底などと不安視された年代ながら、ここにきて期待感高まる試合を見せてくれました。チーム全体の調子もよさそうなので、このままポンポーンとリオまで駒を進めてもらいたいものですね…!


よーし、これで来週末までつながった!この勢いでリオまでつながれ!