周りの状況を把握し、的確なポジショニングでボールを引き出し、テンポ良く捌いた原川。2ボランチを組んだ遠藤との連係も問題なかった。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 ミスがなかったわけではないが、献身的なプレーで中盤を組み立ててみせる。矢島慎也のチーム2点目をアシストするなど決定的な仕事もこなした原川力のコメントをお届けする。
 
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原川 力(川崎/MF)
 
――パフォーマンスはかなり良かったと思います。
 
 いやぁ、スルーパスを何本も引っ掛けてしまったので、そこを通していたら、トヨ(豊川雄太)のところも、(矢島)慎也のところも1点ものだった。そこの質にこだわらないといけませんね。
 
――とはいえ、リズムもポジショニングも潰しも、相当効いているように見えました。
 
 過程が良かったので、なおさらスルーパスを通せなかったのが悔しいです。ビルドアップを大事にしながら、スルーパス1本だったり、シュートだったり、ゴールに直結するプレーをしたい。
 
――ツイッターのタイムラインを見たら、川崎サポーターが喜んでいました。“すごく良い選手”だと。
 
 ハハハ。良かったです。
 
――初戦の北朝鮮戦に途中からでも出られたのが大きかったですか?
 
 そこで1試合出るだけで気持ちが多少楽になりましたし、(タイ戦は)初めての先発でしたけど、落ち着いてできたと思います。
 
――浅野拓磨選手や矢島選手が相手のアンカーの脇を突けていたのが良かったと思いますが?
 
 アンカーの脇が空くのはスカウティングで分かっていたので、FWの選手が上手く入ってくれて、そこでワンクッションが入って、中盤としてはすごく助かりました。そのおかげで、僕たちが一個前のポジションに入れたのがあるので。チームとしてなにをしなければならないかを共有できていたし、みんなが繋がったサッカーができました。
 
――北朝鮮戦は日本の守り切るという面が出ていましたが、今回は攻撃面も日本のリズムが出たと思います。
 
 いろんな引き出しのあるチームなので、90分の中でいろんな引き出しを出せたら、相手はより怖いと思います。
 
――決勝トーナメント進出が決まりましたが、チームの雰囲気はどうですか?
 
 そこの達成感というのは、まだ目の前の1勝を大事にしていますし、まだ(グループリーグの)3試合目もある。そこも勝って、しっかり6勝してオリンピックに行きたいので、6勝にこだわっていきたいですね。
 
――監督はメンバーの入れ替えを示唆していましたが、その点は選手たちも感じていたのですか?
 
 感じましたし、感じないといけないとも思います。選手一人ひとりが出るつもりでいましたし、みんなが良いモチベーションで、良い準備ができていましたね。