最終ラインの裏を狙ってきたタイの攻撃を、果敢な飛び出しで迎撃。鋭いセービングも見せるなど、2試合連続の完封勝利に貢献した。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 北朝鮮戦に続き、タイとのグループリーグ第2戦でも守護神としてピッチに立ち、2試合連続の完封勝利に貢献。相手にペースを握られた時間帯でも、鋭いセービングや果敢な飛び出しでゴールを守り抜いた櫛引政敏のコメントをお届けする。

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櫛引政敏(鹿島/GK)
 
――タイ相手に4-0の快勝を飾りました。
 
 PKは相手が外してくれて、運が良かったですね。チームとして4点取りましたけど、守備陣は今後高いところを目指していくうえで(失点)ゼロで終わらせることを強く意識してやっているので、それを実行できたのは自信になると思います。
 
――途中、櫛引選手が痛んだ場面がありましたが、お腹を蹴られたんですか?
 
 蹴られたというより、ちょうど相手が足の裏で腹に突っ込んできて。接触直後は痛かったですけど、今は大丈夫です。
 
――チームも北朝鮮戦から戦い方を変えたと思いますが、気をつけた部分は?
 
 まずは、初戦で自分たちらしさを出せなかったので、それを出して行こう、と。前半は相手の勢いもあって、自分たちのペースを作れませんでしたが、そのなかでも失点をしなかった。そこで1点取って、後半に追加点を取ってから、今日のコンセプトは遂行できたと思います。前半から自分たちのペースを作れれば、より隙のないチームになっていくな、と。
 
――PKの場面は、キッカーが滑ったのが見えましたか?

 滑ったのは少し見えました。左に蹴る感じだったので飛んだら、目の前からボールが消えて外れていた。同じ方向に飛べたので、もし枠に来ていても止められる可能性はあったと思います。
 
――2戦連続で出場して、GKとしての感覚が研ぎ澄まされている手応えはありますか?
 
 そうですね。試合勘は確実に良くなっています。チームとして(予選の)3試合すべてゼロで切り抜けられれば、自信を持って決勝トーナメントに行けると思うので、まずは次のサウジアラビア戦に勝って、終われればなと思います。
 
――決勝トーナメント進出を決めた感想についてはどうでしょう?

 決勝トーナメント進出が決まって、リオ行きのチケットに一歩近づいたとは思います。ただ、1位で行くのと2位で行くのとでは自分たちの自信やモチベーションも変わってくる。次の試合で複数得点を取って、僕たち(守備陣)はゼロで抑えて、勢いに乗っていきたいな、と。
 
――清水時代に一緒に練習した相手選手(チャナチップ・ソングラシン)と戦ってみてどうでしたか?
 
 タイの中では群を抜いてボールの扱いが上手かったですね。あそこに入ったらなにか起きそうな予感をさせる選手だったので、ゼロで抑えられたのは良かったと思います。