日本は鈴木のゴールで先制。その後、矢島、久保が追加点を挙げた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権の日本対タイが1月16日、カタール・ドーハのグランド・アーメド・スタジアムで16時30分(日本時間22時30分)にキックオフされた。
 
 日本は第1戦の北朝鮮戦からスタメン6人を入れ替え、2トップに浅野拓磨、鈴木武蔵を起用。攻撃的MFにはいずれも北朝鮮戦で途中出場した豊川雄太、矢島慎也が入り、ボランチには大島僚太に代わり原川力を起用。遠藤航とコンビを組む。
 
 最終ラインは右から室屋成、岩波拓也、奈良竜樹、亀川諒史と予想される。ゴールマウスには第1戦に続き、櫛引政敏が立った
 
 立ち上がり、日本はタイの積極的な姿勢に押し込まれる。2分には左サイドを破られたが、相手のコントロールミスに助けられた。
 
 だが日本もすぐさま怒涛の反撃を見せる。6分に矢島がボレーで狙い、GKの好セーブに阻まれるが、その1分後には裏に抜け出した浅野が左足のシュートを放つと、これはポストを直撃。さらに、9分には右サイドを起点にゴールに迫り、最後はこぼれ球を豊川が頭で押し込もうとしたが、クロスバーに阻まれ得点ならず。日本は立て続けに決定機を迎えたものの、ゴールを決め切れなかった。

 しかし、これで硬さのとれた日本は、徐々にボールを支配して試合の主導権を握っていく。そして27分、遠藤からの縦パスに反応した鈴木が、最終ラインの裏に抜け出し、強烈な右足のシュートを突き刺した。日本が先制点を奪う。

 その後も日本は最終ラインからしっかりとビルドアップしながらゲームを進め、主導権を譲渡さないまま前半が終了。日本の1点リードで折り返した。

 後半、日本は鈴木に代えてオナイウ阿道を投入してスタート。その立ち上がり、日本はオナイウの抜け出しからチャンスを広げ、左サイドを突いた原川のクロスに矢島が頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。日本が2-0とリードを広げた。
 
 安定した試合運びを見せる日本は70分、浅野に代えて久保を投入。2トップは久保、オナイウという組み合わせに。
 
 そして75分、岩波のインターセプトから最終ラインの裏に抜け出した久保にラストパスが通る。GKと1対1の場面を迎えた久保は、GKに当てながらもしぶとくゴールネットを揺らし、日本が3点目を追加した。
 
 さらに日本は84分、カウンターから久保が最終ラインの裏に抜け出すと、ペナルティエリア内で相手のファウルを誘い、PKを奪取。これを久保自らが落ち着いて沈め、日本が4点目を奪う。

 日本は最後まで集中を切らさず、タイに付け入る隙を与えない。結局、日本は4-0でタイに完勝。2戦2勝として、グループリーグ突破を決めた。日本は1月19日にサウジアラビアと対戦する。

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