Doctors Me(ドクターズミー)- 薄毛に悩んでいるアナタ…原因はもしかすると「うつ病」かも!?

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現代はストレス社会といわれ、さまざまなことが便利になった反面、一度に大量の情報がやり取りされるようになり、混乱を招くことも多くなってきました。以前であれば、知らなくてもよかったこと、人に知られずに済んだことも情報として共有されることが増え、生活のスピードも速くなり、知らず知らずのうちに私たちには強いストレスがかかっています。

それにともなって、ストレスに関連する疾患にかかる方も増えてきました。その代表的なものの一つが「うつ病」です。

このうつ病、実は薄毛にも関係することをご存知でしたか? 今回はうつ病と薄毛の関係について医師に伺いました。

うつ病が引き起こすさまざまな症状

うつ病は、さまざまな症状を発症することでも有名な疾患です。

・気分の落ち込み
・気力の低下
・抑うつ気分
・涙もろくなる
・めまいや立ちくらみ
・便秘
・下痢

などといった自律神経の失調症状が出る場合もあります。

女性であれば、ストレスによってホルモンのバランスが乱れ、生理が止まったり周期が乱れたりすることもありますね。また、性的な興味関心の低下や不眠など、ありとあらゆるところに影響する疾患です。

うつ病と薄毛のカンケイ

以下のように、うつ病は髪の毛の発育にも大きく影響するといわれています。

1. 髪の毛に十分な栄養が供給されない
理由は、うつ病によって生活が不規則になったり食事量が低下したり、食事の栄養バランスに十分に気を配れなくなってしまうことです。

2. 強いストレスによって、血行が滞ってしまう
頭皮の毛細血管によって、髪の毛は栄養を取り込んでいます。髪頭皮の血流が悪くなると、髪の毛が育ちにくくなったり、細く痩せた毛になってしまったり、抜けやすくなります。

3. 髪の毛が健康に育たない
うつ病による自律神経の乱れは、ホルモン分泌にも影響を及ぼすと考えられています。ホルモン分泌が乱れると、たとえば皮脂の分泌を促す男性ホルモンが増加し、毛穴に汚れがたまって髪の毛の健康な発育を阻害する、といった不都合を生むこともあります。

このように、うつ病と薄毛にはたくさんの関連があります。最近、抜け毛が増えてきて、なんとなく気持ちがすぐれないという人は、うつ病の可能性があるかもしれません。

医師からのアドバイス

社会の急速な変化によって、うつ病は非常に多くなってきている病気の一つです。特に大きな理由がないのに、なんとなく気分がすぐれない、前向きな気持ちになれない、食欲がわかない、眠れないといった症状が続いている方は、ぜひ一度精神科、心療内科を受診して相談してみましょう。

(監修:Doctors Me 医師)