なでしこGK海堀あゆみが現役引退を発表 「自分自身に勝てなくなった」

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▽なでしこジャパンのGK海堀あゆみ(29)が15日、2015シーズンをもって現役を引退することを表明した。海堀は、所属クラブのINAC神戸を通じ、引退する理由を明かしている。

「私、INAC神戸レオネッサの海堀あゆみは2015年シーズンをもちまして現役を引退する事を決意いたしました事をご報告させていただきます」

「理由としましては、身体のパフォーマンスが以前に比べて上がらなくなり、日々一番のライバルである自分自身に勝てなくなったからです。私自身、選手として常に最高のパフォーマンスを出す事を信条にトレーニングしてまいりましたが納得のいく状態まであげられなくなった以上、選手を続ける事は信条に反すると考え、決断に至りました」

「サッカー人生を振り返ると、楽しいこと事ばかりではありませんでしたが、苦しい時も厳しい時も、温かいファンの皆様、サポーター、チームメイト、友人、家族など本当に沢山の方々に支えられ、選手としてプレーする事ができたことを幸せに思い感謝しています。そして多くの方に出会えたことを嬉しく思っています」

「改めて、INAC神戸レオネッサチーム関係者、女子サッカー関係者、ファンの皆様、サポーターの皆様、所属したスペランツァFC高槻、INAC神戸レオネッサの監督をはじめスタッフ、チームメイト、友人、家族と、私の支えとなり応援して下さった全ての皆様に感謝します。力の限りの声援をいただいたことはいつまでも忘れません。そして沢山の出会い、出来事は私の財産です。本当にありがとうございました」

「今後の事は何も決まっていませんが、この経験を生かして今の自分を超えれるように前を見て新しい自分にチャレンジしたいと思います。今後とも、INAC神戸レオネッサ、女子サッカーの応援を宜しくお願いいたします。ありがとうございました」

▽2004年にスペランツァFC高槻のトップチームに昇格した海堀は、2008年にINAC神戸へ移籍。これまで、なでしこリーグ通算215試合に出場した。また、2008年から選出されているなでしこジャパンでは、通算53試合に出場。優勝した2011年のドイツ・ワールドカップでは正守護神を務め、2008年の北京オリンピック、2012年のロンドン・オリンピック、2015年のカナダ・ワールドカップの代表メンバーにも選出された。