「スマートパワーステーションN」の外観。写真は最深垂直積雪量150cmのエリアまで建築可能なタイプとなる(画像はプレスリリースより)

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 積水化学工業は14日、雪国でも大容量の太陽光発電システムを搭載することができる住宅「スマートパワーステーションN」を、23日から発売することを発表した。「家じゅうあったか」「光熱費ゼロ」「雪下ろし不要」を特徴としており、雪国の暮らしを快適にするものとなっている。

 同社がすでに提供している住宅「スマートパワーステーション」の積雪地域向けという位置付け。太陽光発電と大容量リチウムイオン蓄電池にホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を組み合わせて、電力以外のエネルギーを必要としない「ゼロエネルギー住宅」というコンセプトだ。

 屋根は独自の工法により、標準的なサイズである34坪の建物でも10kW以上の太陽光発電パネルの搭載が可能。採用している太陽光発電パネルも積雪に強いものとなっている。

 そして、毎年、雪国での重大事故の発生原因となっている“屋根の雪下ろし”だが、「スマートパワーステーションN」では雪をそのままにしておいても家が潰れない強靭な屋根や構造を用いているため、苦労と危険性が伴う雪下ろしをする必要もないそうだ(最深垂直積雪量 200cmのエリアまで対応)。

 また、オプションになるが、寒冷地仕様の温水ヒートポンプ式床下輻射暖房システム「ウォームファクトリーN」では、1階フロア全体を輻射熱で暖めるので、例えば玄関、廊下やお風呂の脱衣所などの非居室もじんわりと暖め、冬場の脱衣所などで起きがちな温度差による「ヒートショック」を防いでくれる。ほかにも蓄電池を備えているため、電気料金が安い深夜に電力を溜め込むことでの電気代の節約をしたり、太陽光発電を組み合わせ、余った電力を電力会社に売電することで、年間で通してみれば「光熱費ゼロ」を実現することも可能だという。

 価格は3.3平方メートルあたり70.3万円台から。販売地域は北海道を除く積雪エリアとなる。同社では積雪地域全体で、2016年度中に200棟の販売を目標としている。

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