Qt Companyは1月13日(ノルウェー時間)、「Qt open source licensing changed and product structure updated to strengthen community and extend adoption」において、Qtアプリケーションデベロップメントフレームワークのオープンソースライセンスを変更したと発表した。

Qtの新しいバージョンは商用ライセンス、GPLv2、GPLv3、LGPLv3のもとで提供されることになる。LGPLv2.1での提供は行われない。オープンソースのライセンス変更に加え、Qt Companyは小企業向けの商用ライセンスソリューションの提供も開始するとしており、Qtの適用業界の拡大に取り組んでいるものとみられる。

Qtはアプリケーションを開発するための包括的なフレームワーク。もともと統合デスクトップ環境であるKDEを開発するために作られたライブラリだが、Qt単体での開発が進んだことでさまざまなシーンで活用できるライブラリとして幅広い分野で使われるようになった。オープンソース・ソフトウェアとしてはデスクトップアプリケーションを開発するためのフレームワークととらえられることが多いが、産業的には組み込み機器における開発フレームワークとして高い注目度を持っている。

(後藤大地)