Doctors Me(ドクターズミー)- 【薄毛の人はなりやすい?!】男性ホルモンと前立腺肥大の関係!

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前立腺肥大症の原因としては加齢による男性ホルモンと女性ホルモンのバランスの乱れが大きいとされていますが、それ以外には高血圧や肥満、高脂血症、肝硬変等の病気と関係があり、喫煙とアルコール、たんぱく質や脂肪の多い食事と遺伝とも関係があるといいます。

男性にとっては、なりたくない病気のひとつとも言えますが、予防のためにはどうすれば良いのか、医師に伺いました。

まず把握したい、その症状

主な症状としては尿が出にくいこと。具体的には次のような状態が挙げられます。これらの症状は徐々に起こりますので、気付きにくいこともあるでしょう。前立腺肥大の検査としては尿の量や勢いを計りますが、前立腺肥大の有無は症状からほぼ診断することができます。

<主な症状>
・尿意があってトイレに立ってもすぐには尿が出ない
・いきまないと尿が出ない
・尿に勢いがなくて細い
・途中で切れてしまう
・最後はポタポタと切れが悪い
・残尿感で、すぐにトイレに行きたくなるが実際には尿がたくさんは出ない
・尿をがまんできなくて漏れてしまう
・昼間は10回以上、夜間は2回以上トイレに行く
…などです。

どうやって治療するの?

治療法は内服薬による治療と手術による治療とがあります。

<内服薬の種類>
尿道の筋肉を緩める薬、漢方薬、男性ホルモンが多いと前立腺が腫れることがあるので、男性ホルモンをブロックする薬などです。

<手術の種類>
尿道に内視鏡を入れてレーザーや電気メスで前立腺を削る手術、開腹して前立腺の一部分を取り除く手術とがあります。どちらの治療を選ぶかどうかについてはエコー検査などで前立腺肥大の程度を調べてからになります。

まずは、内服薬で様子を見るのが主流

一般的には、まず内服薬による治療から始めることになります。ただし、尿道の筋肉を緩める薬には血圧が下がる副作用が起こる可能性があります。また、男性ホルモンをブロックする薬は効果が出るのに時間がかかり、血液検査で前立腺がんがわかりにくくなることもあるので、服用に際しては医師と十分に相談をすることも大切です。

アルコール、他の薬との併用には要注意!

注意する点としては前立腺肥大の症状がある場合は、アルコールの多量摂取には注意をしてください。尿が出なくなることがあります。また次の薬を服用する場合も、要注意。

<注意が必要な薬>
・風邪薬の服用
・腹痛を抑える薬の服用
・不整脈の服用
・睡眠薬の服用

これらによって、尿が出なくなるケースがあります。これらの薬を使う時には忘れずに前立腺肥大があることを医師に申告して下さい。

予防には、何が有効?

予防法としては肥満に注意して、禁煙し、深酒を止めて淡白な食事を中心に取るようにして下さい。それでもお話しした症状が良くならない時や、高血圧、高脂血症、肝硬変などの前立腺肥大に影響を与える病気がある時は前立腺肥大の薬をもらって下さい。

前立腺肥大は前立腺がんとは直接の関係はありませんが、50歳を越えれば多かれ少なかれ全ての男性に起こる病気です。お話しした方法である程度は予防することができますが、どうしても症状が良くならない時は無理をしないで薬をもらった方が良いでしょう。

医師からのアドバイス

男性ホルモンが多いと前立腺肥大が起こりやすいことがわかっていますので、50歳を過ぎても、バリバリと仕事をこなしている人や、やや頭髪が薄い人に起こりやすい可能性があります。夜間トイレに何回も起きてしまって睡眠を障害されるような時は泌尿器科を受診して相談されるようにして下さい。

(監修:Doctors Me 医師)