『ファイナルファンタジーXIII』のライトニングさんがルイ・ヴィトンのモデルに起用、本人がインタビューに答える

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今年の1月初めにスクウェア・エニックスの人気RPG『ファイナルファンタジーXIII』の主人公ライトニングさんが、ルイ・ヴィトンの2016年春夏広告キャンペーン「SERIES 4」のモデルに起用されたことが報じられました。その続報として、今度はメーカーの広報やデザイナーではなく「ご本人」がインタビューに答える記事が発表されています。

ゲーム中のライトニングさんは妹を救うために世界を敵に回し、過酷な旅の中で強く勇敢に育っていったキャラクター。本名はエクレール・ファロンであり、ライトニングとは"自称"です。

「「光速」の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」というキャッチフレーズは公式ではなく、某ゲーム雑誌が発売前に付けたに過ぎませんが、中二病方向に突き抜けた面白さが独り歩きして定着。ライトニング"さん"と敬称で呼ぶことがネットリテラシーとなっています。

バーチャルでもファッションの無限の可能性を追求するルイ・ヴィトンは、強くて美しい警備軍所属の軍曹(本職)をモデルに起用。同社のアーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールは、その理由を「生活の中でソーシャルなネットワークとコミュニケーションがシームレスに張り巡らされた世界を体現する完璧なキャラクター」だからと述べています。

キャラクターデザインを担当した野村哲也氏によれば、今回のライトニングさんの新しい姿は、ポーズやアクションに至るまで、全てルイ・ヴィトンのプロデュースで作成されたとのこと。すでに公開されたPVにおいても、全身をヴィトンのブランドに包みながら、空中を無駄に乱舞して召喚獣を呼ぶ勢いでバッグをアピールされています。



そこまでは既報でしたが、ウェブメディアのThe Telegraphにて、ライトニングさんご本人が記者の質問に答えるインタビューが実現しました。ゲーム系メディアではなく一般誌での露出は、彼女が生身のタレントに負けない存在感をすでに持っている証かもしれません。

ジェイデン・スミス(ウィル・スミスの息子。ふだんからFFのような奇抜な服装をしている人)らとともに新広告塔に抜擢されたことにつき、ライトニングさんは「光栄以外の何物でもありません。彼らは違う世界の住人ですが、この方面では何年も先輩で、学ぶことがたくさんあります」と優等生の回答。その一方で「いつかは同じ舞台に立ちたい。私は諦めたりしない、強さの一つは"経験"なのだから」とRPGらしさも忘れてはいません。

さらに一人語りは続き、チャレンジして克服するのは慣れっこであり、試練を前にして思い出すのは「できるかどうかは問題じゃない。ただ、やるだけだ」と座右の銘を持ち出すライトニングさん。ニコラ・ジェスキエールのスタイルは自分にとって初めてだったけど、コレクションを見たとき"雷"(lightning)に打たれたようだった......とヴィトンへのリスペクトと中二病キャラが渾然一体となり、まったりとした味わいを醸し出しています。

ライトニングさんにとって新たな冒険であり、心の底から楽しんでいるというモデル業の活躍は、この1月から世界各国で発売される雑誌やPVなどで展開されていく予定です。